「勝負できる!」パチスロのイメージ

5号機完全撤去まで8ヶ月を切りました。また、有利区間に関する内規緩和の話も具体化しており、今後の機種開発に期待がかかります。
しかし6号機が市場に登場して2年以上経過しましたが、未だ5号機やジャグラーに頼らざるを得ない厳しい状況が続いております。
とはいえジャグラーの増台も容易ではございません。
5号機→6号機へと時代が移りゆく中で、今後どのような機種が求められるのかを考えてみたいと思います。

~“信用”は相手がいてこそ~

4月16日に先読み通信で掲載されました「今後のスロット部門における課題と対策」の質問で今後のスロット部門の課題と対策として「集客力をあげたい」「集客するためにユーザー様からの信用を上げたい」などのご意見が多く見受けられました。

【過去記事:高稼働店の役職者に聞いてみた!~今後のスロット部門における課題と対策~】

“ユーザー様からの信用”を上げるため、ホール様も限られた手段の中で試行錯誤されていると思います。
「高設定を混ぜる」↔「集客を上げる」を繰り返していくことが育成と信用を上げていく上で大切なことは周知のとおりです。
高設定を混ぜて運用が出来る機種構成や体制作りを積極的に行っている大手法人様や優良店様が増えていまし、どの機種が育成していくべきかを見極めて、状況を見ながら徐々に増台していくのをよく見かけます。
それは中古機価格にもその影響が出ていて、名目はどうであれよさげに思える機種は軒並み上昇傾向にあります。
ユーザー様に「勝負できる!」「これなら打てる!」というイメージを持っていただくことが重要です。

~「勝負できる!」イメージを持たせる機械の要素~

「勝負できる!」とイメージを持たせる機種の特徴をまとめてみました。
・出玉に期待が持てる機種
・直当りATがあって、勝負が早い機種
・非有利区間にもひと工夫があり、どこからでも勝負できる機種
・設定推測を楽しみながら打てる知識介入機

6号機が全く出ない訳でも勝てない訳でもありません。
「勝負できる!」という期待感が持てる機種であれば、十分遊技していただけると考えます。

せっかく「勝負できる!」と思わせられる機種が導入されても、それを知らないことには打ってもらえません。
そのためにチラシやホームページなどで新台入替やリニューアルの広告を出されているかと思いますが、最近よく見かけるのはSNSでの宣伝や案内です。
大手法人様や優良店舗様は積極的にSNSを活用されています。
内容は、お店の案内や新装・リニューアルの告知、はたまた店員さんのつぶやきや動画など様々です。
これからの機種選びでは、スペックももちろん重要ですが、SNS上で気を引きやすかったり、話題にしやすいコンテンツやタイトルというのも要チェック項目ではないでしょうか。
SNSやインターネットの検索でヒットしやすいコンテンツやタイトルは、上で述べた“信用を上げる”ための集客効果にも大いに期待ができます。

総務省から発表された「令和2年版情報通信白書」では、SNS利用者の割合は前年と比較して増加傾向にあり、特に高齢者の利用者割合が上昇している点が特徴的です。

出典:「令和2年版情報通信白書」(総務省)
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r02/html/nd252120.html

SNSの利用は、圧倒的に若年層が多いのは間違いありません。
しかし、ご家族やお友達とのコミュニケーション手段、趣味や娯楽の情報収集にSNSを活用されているシニア層が近年増えています。
ニュースを見てもご高齢の方が新型コロナワクチンの摂取予約をスマホアプリで行っている姿が映し出されていました。
SNSを利用したプロモーションは、若年層~シニア層まで世代を問わず効果的にアナウンスできる必須アイテムとなっています。

SNSは一般的な宣伝ではなしえないほどの拡散力と伝播力を持っています。
まだSNSを活用されていない法人様やホール様は、ぜひご検討されてみてはいかがでしょうか!

※ 当サイトで使用しているホールや機械の画像はすべて許可を取り撮影し、掲載しております。

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