高稼働店の役職者に聞いてみた!~今後の旧基準機撤去と課題について~

総論

多くの店舗が4円ぱちんこ部門を強化しているわけだが、4円P部門においてはミドル機だけでなく、ライトミドル機や甘デジまで幅広く育成する必要がある。ミドル機ばかりに目を向けていると、幅広い客層の獲得ができないうえに、機械代がかかりすぎる。

質問設計

旧基準機の撤去期限改正(延長)により、年内で撤去予定であった機種が来年1月まで使いたい機種も出てきました。但し、新基準機の設置比率を徐々に(計画的に)高めていく必要があるうえに、短期集中的な機械代(入替)負担を軽減すべき店舗も多いはずです。
そこで、質問です。

質問①~6月〜8月で外していくCR機や5号機は何を予定していますか?
質問②~来年1月末までの入替課題をいくつかお聞かせください。

ホール(現場)の感想

(Aエリアマネージャー)

【質問①の回答】
計画的削減については今のところ、あって無いようなルールの認識があるので、あまり気にしておりませんが、パチンコ(CR機)を多めに削っていきながら、スロット(5号機)は残すイメージです。 またスロットについては、Aタイプは別ですが、有利区間3000Gに少し期待していますので、その機種が出てから考えても良いのかなと思っております。
CR機は沖海4ミドル、スロットは認定検定切れを順次撤去イメージです。

【質問②の回答】
撤去について、パチンコはそこまで心配はありませんが、問題はスロットです。30パイも駄目、Aタイプも駄目、6号機もすべて駄目。ジャグラーが入らない対応、対策が最大の課題となります。スロットは新台供給が少ないためか、実績が伴っていないスロット中古機が高いことが悩ましい。まだ、スロット減台→ぱちんこ増台には動く予定はないので。
それと、小規模店舗や低レート店舗の入替予算が大きな課題となります。

(Bエリアマネージャー)

【質問①の回答】
他社とは考えが異なるとは思いますが、ぱちんこ部門については主力ミドル機以外、順次外していきます。使える機械を長く使うことは大事ですが、あまりそこに執着してしまうと、結果的には損をすると感じます。ギリギリまで使ってベニヤという考えはないので。慌てて、年末年始に一気に外す展開は避けたいですし、色々な角度から考えると、来年1月まで使える甘デジなども早めに撤去して、最後に主力機を外す流れで考えています。甘デジならば、4円Pで使ったあとに、1円Pで長く使えるため、使えそうな新台甘デジは素直に導入したほうが良いと思っています。甘デジの機械代回収は中長期で見ていますし。

【質問②の回答】
ぱちんこ部門に大きな課題はないです。問題はスロット部門ですが、地域1番店クラスはスロット減台→4円P増台もありですが、投資効率を考えると、多くの店舗でぱちんこ増台を考えていないため、スロット部門はジャグラーの導入と今後販売される6号機スロットのデキ次第で、ベニヤではなく、スロット島の閉鎖を実施せざるを得ないと思っています。
現在、沖ドキ2を主軸とした30Φの育成に取り組んでいますが、想定よりも良いので、30Φ部門の設置台数を増やすことができれば!と考えています。

(Cエリアマネージャー)

【質問①の回答】
現時点では、他社の撤去計画や状況を見ながら外していくことになりますが、延長措置を最大限に利用します。率先して、CR機と5号機を外すことはありません。6月~8月まで

【質問②の回答】
入替課題となりますが、業績だけを考えるとライトミドル機種の導入・育成を掛けていきたいところではありますが、社内ではハイミドルの推進があり、現場の意見とは異なります。賞球が1になり、アウトからみるよりも一人当たりの遊技時間の考察が重要になります。今は、ハイミドル+遊タイム+1個賞球のバランスが悪いと感じております。
パチスロの再浮上はしばらくないのではないでしょうか。新内規とはいえ、2400規制と有利区間が完全撤廃しない限りATは良くならないですし、規則の問題でBB払い出し枚数が制限されている以上ジャグラーも一日1500円のスペックが続きます。規則は数年どころか先日改正されたばかりなのでしばらくそのままと考えるのが妥当です。パチスロを見切ってパチンコに舵を切るのが早い企業ほど業績が伸ばせると素直に思います。償却観点でも現状P機が圧勝です。さらに台粗利比較はほぼ倍と半分の粗利格差です。P機とCRで比較すると、射幸性はそん色ない、今後は内規緩和でスペックアップするP機はむしろCRより射幸性が高くなります。どう考えてもパチンコ>パチスロの情勢は変わりません。

(Dエリアマネージャー)

【質問①の回答】
基本使えるCR機は最後まで、他はP・CR関係なく普通の入替判断です。CRだから最後まで使うということはありません。海物語は認定CRの為、まだ判断していません。認定機のグループ内の移動等をうまく処理して対応したいとは思っています。

【質問②の回答】
試算すると、パチンコは普通に入替していけますが、スロットは21世紀会決議変更や内規変更など、変化が多いため、ある程度の見通しがたたないと購入意欲がわきません。ベニヤ対応はユーザーもそこまで抵抗がないので、無理せず、臨機応変の判断となります。スロットを買わなかった場合、スロットを買う企業と戦えるかが課題になります。
規則改正により利益構造がPとSでかなり偏った形ですが、なんだかんだ、ユーザー数はまだまだS寄りであります。よって、店の集客と利益をそれぞれあげる方法が複雑化傾向にあるため、規制内でのイベント工夫で集めながらも、いかに稼ぐかも大きな課題です。
つまり、入替が集客機能と利益機能の双方弱まった状況をどのようにカバーして行くかの落としどころを見つけることが課題です。

(Eエリアマネージャー)

【質問①の回答】
今のところ、特に機種は絞っていません。延長になりましたが6〜8月で期限がきれるメイン機種はなく、サブ以下の機種ばかりになりますので流れに乗って撤去選定を行うだけです。ただし、6号機アイム緑パネル導入条件のゴージャグ2だけは6号機アイム緑パネル導入台数分を6月中に撤去予定です。

【質問②の回答】
どれだけ旧基準機を最後まで使えるか、それだけです。今まで見てきても結局は旧基準機のある店舗の勝ちですから。最終的に残した旧基準機をまくるための新基準機をいかに安く準備できるかが課題ですね。ライトミドル以下のスペックで稼働貢献する可能性がありそうな中古機は安価になれば少台数でも購入して確保しています。ただし、設定付パチンコは不要ですね。あとは新基準機の認定申請をどうするかも入替台数に関わる大事なファクターです。

(F店長)

【質問①の回答】
延長により年内の入替経費を抑えることができるという考えは持っていません。延長できる機械が出てきたことで、むしろ、稼げる新台はしっかりと導入していきたいと思っています。引き続き、6月~8もコロナの影響はあるでしょうが、稼ぎたい時期でもあるので、費用対効果の低い、CR機や5号機は躊躇なく撤去していきます。自店の平均稼働と平均台粗利を大きく下回る機械はどんなに大事に使っても貢献度が低いわけですから。平均前後より少し上のCR機についても、早めに撤去してP機比率を上げます。スロットについては、ジャグラー以外では沖ドキ2など30Φの増台&減台の繰り返しです。

【質問②の回答】
入替課題はスロット部門で、ジャグラーや30Φなどの比率を上げていきたいのですが、ジャグラーは新台導入した分の台数を撤去しなければならない流れのため、ジャグラー増台が難しいこと、これが一番の課題です。そのため、自店では30Φの設置台数を上げていきたいのですが、これについてももう少し育成時間がかかりそうです(反応は悪くないです)。
新台好きのお客様は良い客層なので、適正粗利で運用したいのですが、新台寿命が短い機械が多いのも事実なので、割り切った営業(粗利重視営業)機種の増加が課題です。
ちなみに、ぱちんこ部門はP機比率を計画的に上げていき、最後に主力のCR機撤去となる流れなので大きな問題はありません。甘デジ(CR)を最後まで残そうとすると、年末から来年にかけて入替コストが大きくかかるので、甘デジもバラエティレベルではありますが積極的に導入していきます。そうすれば、早めに1円P部門にもまわせて、1円P部門のP機比率をあげながら、稼働維持もできるので。

(G店長)

【質問①の回答】
ジャグラーの設置期限延長により8月までに撤去しないといけない機種はバラエティ含めて、ほぼ無くなりました。CR機は北斗無双や慶次漆黒などを除けば、新基準機導入の際に業績貢献度をみながら徐々に撤去し、無理にCR機を残さず新規則化を進めます。よって、北斗無双、慶次漆黒を除くCR機は全て撤去対象として考えています。スロットは8月までのところで旧基準機の撤去はゼロだと思います。6号機がまだバラエティレベルで活躍できる機械しかないですし購入意欲も低い、且つ、社内で申請あげてもユニバーサル以外全て否認の状況ですので撤去しても入れるものがないです。

【質問②の回答】
結局のところ最後まで粘ってベニヤになると思います。直近の問題で言うと、ジャグラーの設置期限が延びたことで6月導入のSアイムの為にゴーゴージャグラーを外さないといけない状況を何とかできないだろうかということが悩みとして大きいです。
結局、ジャグラーは6号機ジャグラーが入った台数分の5号機ジャグラーを外していかないと、今後入りにくくなるでしょうし。ゴーゴージャグラーとSジャグラーの収益力、稼働貢献力が違い過ぎて…。そもそも支払い終わっているものに対してメーカーが撤去を指図してくること自体がおかしいと思いますが、北電子様には逆らえません・・・(泣)

(H店長)

【質問①の回答】
比率目標を考えると
10月→80%旧基準CR機72台・スロット45台
12月→90%旧基準CR機36台・スロット24台
パチンコは無双20台漆黒8台、合計28台残しで、他は機械予算に応じて撤去で良いです。
スロットは10月に旧ジャグラー29台、番長8台、星矢4台、ハナビ4台 合計45台
12月に番長8台、星矢4台、ジャグラー12台、合計24台残しで考えています。
仮に、比率目標が関係なしならば、1月ベニヤ覚悟で全台残しをします。

【質問②の回答】
主力機種の移行作業で店舗差が出そうです。特に4円P北斗無双からの顧客誘導を上手くできるか、その時に必要な機械を買えているかが重要だと思います。

~総評~

8月までは、撤去の対象となる機種が稼働や利益に大きく影響のあるものがない事から、撤去に関して大きな問題にはなっていないように感じます。
しかし慌てて年末年始に一気に入れ替えるのは無理が生じるので、ミドルの主力機以外から徐々に対応してくべきかと思います。
撤去対象機種をタイプ別に見ると、甘デジが半数近く(年内だけだとほぼ甘デジ!)と多いので、甘デジを軸にバランスを見ながら調整されることをおすすめします。


※先読み通信調べ

またパチスロに関しては、内規変更でAT機にも明るい兆しが見えてきましたが、結果が出るまでもう少し時間が掛かりそうです。
ジャグラーの入れ替えが課題という回答やベニヤの話が多くありました。ベニヤにするよりは、動かないかもしれませんが、遊技機を入れていた方が利益を生む可能性はあります。
もしベニヤを選択された場合でも、次の繁忙期にはベニヤの開放を計画し、一旦ベニヤにて減台した部分をリニューアルオープンで増台施策を行い、戦略的に営業を計画するのも顧客に対してのイメージ戦略に活用できるように思います。

どのホール様におきましても、機械代と稼働、設置期限のバランスから稼働と収益の最大化を考えて撤去問題に取り組んでいただきたいと思います。
稼働があっての利益である事も頭の片隅において今回の撤去問題を乗り切っていきましょう。

※ 当サイトで使用しているホールや機械の画像はすべて許可を取り撮影し、掲載しております。

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