貯玉を少なくしたら依存問題が解決するって本当?
お客さんのお酒は割るけれど、割り切れない話のほうが好き。パチンコ業界人が集まるスナックのチーママをやっているパイ子で~す。ねえ、どこ見てるのよ。パイはパイでも、そこのパイじゃ無いわよ。数学で習ったでしょ。3.14、割り切れない円周率のπ(パイ)よ!
さてさて皆さん、明けまして閉めましたか?
小学生の頃のバカ男子の年賀状みたいな言葉も、今年のパチンコ屋さんにとっては他人事じゃない話で、例えばいつもなら「明けまして締めました」(何を?)なんだろうけど、本当に年明けから「閉めました」、「閉めます」って話がTwitterとかでいくつも見かけるようになった。なんだか新年から悲しくなるよね。
そんなウチのお店も昨年末から通常営業に戻ったものの、結局、今回のマンボーでパチンコ屋さんより早く閉めちゃうということになりまして(まあマンボー明けたらまた開けるけど)、お客さんの皆々様にはご不便お掛けして申し訳ありません。
さてさて、久々のコラム。今日のテーマは「貯玉と依存症」。
業界関係者ど真ん中みたいなテーマだけど、実は全然そんな事なくて、年末にお店に来てくれた業界関係者の人たちが喧々諤々やっていた話なの。
なんか業界団体のほうで、会員カードの貯玉の上限を引き下げたいっていう話が出てるんだってね。今はだいたい100万円相当の貯玉が出来るらしいんだけど、10万円分以上貯玉をしている人って全体の5%もいなくて、だから上限100万円相当を10万円相当に引き下げたいと思っているんだって。(合ってるよね?ww)
で、年末にみんなで何が盛り上がっていたかっていうと、業界団体のほうで貯玉の上限額を引き下げる理由として言っているのが「依存問題対策」のためっていうこと。
待て待て待て待て待て待て。
貯玉の量を少なくすることと依存問題の解決となんか関係あるの?
ていうか貯玉の量を多くした方が現金使わなくて済むから依存問題的にはそっちのほうが良くない? ねえなんで?って聞いても、特に説明は無いんだってね。風が吹けば桶屋が儲かるみたいな話なんじゃないって、その場にいた人たちみんな困ってた(笑)
まず10歩譲って考えてみるとね、全体の95%とか、そこまでいかなくて6割~7割の人が10万円分以上の貯玉をしているなら、なんとなくまあそれっぽく聞こえるかも知れないけど、全体の95%以上の人が10万円以下なら全く効き目無しな話でしょ。
じゃあ例えば100歩譲って考えてみて、貯玉が少なくなったら、その分現金遊技をする可能性が高くなって、その分お店の売上や利益が上がって、それをお客さんに還元して、負ける人の数とか負ける人の額が減って、それが依存症対策っていう考え方もあるのかな?
これだとマジで「風が吹けば桶屋が儲かる」だね。風が吹くと土ぼこりがたって目に入り盲人が増える。盲人は三味線で生計を立てようとするから、三味線の胴を張る猫の皮の需要が増える。猫が減るとねずみが増え、ねずみが桶をかじるから桶屋がもうかって喜ぶみたいな話だもんねwww
でもこれって、依存問題対策っていうよりお客さんに現金遊技をして欲しい、売上を上げたいっていう話だからね。
あー!
わかった。あれだ。
この1月末だけじゃなくて、これからどんどんパチンコ屋さんが無くなっちゃうって言われているなか、パチンコ屋さんが無くなっちゃったら、貯玉を〇金に換えることが出来なくなるからね。現〇に変えられないと、次にパチンコ屋さんに行く時、新たにお金を使わなくちゃいけないし、そう考えると依存問題対策としては… まあ… うん、そんな感じかな。(たぶんぜんぜん違うと思う…)
で、結局年末の時は、システム手数料を下げたいだけの詭弁だとか、誰も「これだ!」って理由は分からなかったんだけど、パチンコ屋さんもさ、旧規則機の入替とか、スマパチスマスロ(略してスマスマ)とか、まあいっぱいお金が掛かるからね、少しでも経費を抑えたいっていう気持ちも分かる。分かりすぎる。
ということで、誰かこの問題の答えを教えて💛
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