「遊タイム付き P遠山の金さん2~遠山桜と華の密偵~」

お盆商戦時期に新機種として登場する唯一のミドル機となっています。

また、コロナ禍で足が遠のいた中高年層をいかに呼び戻せるのかを「高齢者を取り戻せ!!具体的な施策は!?」のコーナーで取り上げていますが、本機はその中高年層に響くコンテンツです。

今回の「P遠山の金さん2 遠山桜と華の密偵JUD」は前作同様に杉良太郎と松方弘樹のキャスト変更が可能となっています。演出も杉良太郎は横スクロール、松方弘樹は縦スクロール、今回から新キャラお華ちゃんをマスコットにした密偵モードの一発告知、計3モードが用意されています。タッチセンサーも搭載されており非常にわかりやすい作りになっています。また、実写映像で期待できる仕様に作り上げています。ノーマルリーチでの当たりも体験でき時代劇ものを遊技する層に適していると感じました。

スペックは、確変ループタイプで遊タイム搭載、55%ループタイプでミドル帯(1/256)とハイミドルよりは遊びやすい仕様となっています。特図1と特図2の振り分けに差もない状態で図柄が揃うと10R確定(約1120玉)95%、2R確変が5%となり、通常図柄でも10Rとなっています。

通常図柄(45%)後の時短の内訳は100回が42%、2%が200回時短、そして1%が300回時短となっています。時短中の引き戻し率は、【100回転以内=32.39%】【200回転以内=54.29%】【300回転以内=69.09%】で、【平均=34.18%】です。遊タイムは、時短回数も含めた通常変動で760回転後に971回転つきます。遊タイム中の引き戻し率=97.76%です。

本機は確変ループタイプですので、V確機や一種二種混合タイプと違い、遊タイム中の当り自体に“うま味”はありません。

とはいえ、「わかりやすい演出」「通常時1/256」「当たれば最低10R+時短100回以上」「遊タイム発動まで760回転」は年配層向けのスペックではないでしょうか。遊タイムまでの残り回転数や、現在の回転数は液晶上に表示がありません。確率的には低いですが、当たらないまま遊タイムを抜けた状態で電源を入り切りすると音声と液晶で報知します。

遊タイムの浸透と年配層の来店動機に繋がることに期待しています。シニア層に向けた販促展開が必須であり、お盆商戦+年金支給月ということでシニア層が来店できる環境にあると考えています。今年の8月は例年と違い小中学校の夏休みが短縮され孫が訪れる日数も少なくなりますしね。

~ 最後に

販売予定台数が若干多いイメージですが、同時期の遊タイム付きのパチンコ新機種と合わせて購入し、中高年層に訴求効果の高い新台入替のチラシ広告を活用して集客に繋がるようにしたいと考えています。

※ 当サイトで使用しているホールや機械の画像はすべて許可を取り撮影し、掲載しております。

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