「Pルパン三世~復活のマモー~」~複雑なスペックを考察~

今回は平和様の看板機種、「ルパン三世」シリーズの最新作「Pルパン三世~復活のマモー~」について考察していきます。

当機種は導入予定日が11/2 、導入予定台数が30,000台となっております。平和様の代名詞的版権「ルパン三世」の最新機種で、平和様の本命機種と言えるでしょう。本作もこれまで同様に専用筐体で、現規則では実現不可能となった2000玉の大当りを搭載しているなどスペック面でもかなりのインパクトがあります。今回はその両方について考察できればと思います。

それではスペックについて見ていきましょう。
詳細は下記になります。(※一部先読み通信調べ)

かなり複雑なスペックとなっており、当サイト独自調べの数値も入っていますので、実際と異なる可能性がありますがご了承ください。

遊タイムや時短図柄に関しては搭載されているか定かではありませんが、どうやらなさそうです。

搭載されているのであれば掲載するでしょうし、何よりメインの連チャン状態が時短であると考えられるからです。

大まかなスペックは大当り確率が約1/319.16の確変ループタイプで、RUSH突入率が約83.4%、継続率が約71.5%のミドルスペックです。特徴は前述していますが、期待値2000玉の大当りが71.5%でループするという、旧基準に引けを取らない爆発力でしょう。確変ループタイプとしていますが、RUSHはSTのような演出、ゲーム性になっていると予想しています。

複雑なスペックですので下記の順で説明させて頂きます。

①2000玉の実現方法
②「図柄揃い確率」1/319.8とは
③連チャン状態の作り方
④演出の重要性

~①2000玉の実現方法~

現在の規則における1回の大当り獲得出玉の上限は1500玉です。(10カウント×15賞球×10ラウンド)これを超えて2000玉を実現させるには、リミット消化時の合計獲得玉数(豊丸様の「餃子の王将」シリーズなど)とする方法が考えられます。

電サポつき確変状態に突入すると、リミット消化まで確変状態が継続し、その7回の大当りの1回が期待値300玉の払い出しを持っているため、約2000玉以上の獲得ができるということです。

この点に関して、ただのリミット消化と捉えられるか、1回の大当りと捉えられるかは、その間の変動が大きく影響します。間が短ければ大当りと捉えられやすく、長ければ1回の大当りには見えないでしょう。

この点は同社の「綱取物語 全力7戦」の教訓が生かされる点だと思います。

~②「図柄揃い確率」1/319.8とは~

本機は通常時、約1/22という非常に高い確率で大当りしますが、この大半は30玉払い出しで即通常(リミット中は潜伏確変)に戻るという、いわゆる「出玉なし大当り」です。

大当りのうちの6%で図柄が揃い(この確率が潜伏確変を考慮して約319.8)、300玉の出玉とRUSHチャレンジを獲得できるということです。

その6%のうちの60%は次回まで電サポが継続し、40%は電サポ14回+残保留で1/19を引きもどすチャレンジとなるようです。

このチャレンジの合計成功率が約83.4%ということです。

~③連チャン状態の作り方~

本機の確変は連チャン状態という位置づけではなく、大当りの消化中という位置づけです。
ユーザー様に連チャン状態として提供しているのは時短23回+残保留4回です。
リミット消化後に入る時短を連チャン状態にしていると考えられます。

~④演出の重要性~

ここまでスペックについて考察してきましたが、こういった特殊スペックで肝となるのは「いかに通常時の図柄揃いまでを通常として遊技していただけるか」「いかに確変のリミット7回消化を1回の大当りとして認識していただくか」に尽きると思います。

すなわち演出の伝達力です。

突入率やRUSHの性能だけを見るとかなりの出玉性能を持った機種であることが分かりますが、ユーザー様に伝わらなければ意味がありません。

過去に藤商事様の人気版権機種「P緋弾のアリア3」でも、圧倒的な爆発力が伝わりきらず、稼働を獲得できなかったという事例もあります。

冒頭でも触れましたが、本機も過去のルパンシリーズと同様に専用筐体での登場で臨場感を盛り上げるサウンドシステムやトリガーなど、演出面での派手さや非日常感に非常に期待ができる筐体であると言えます。

しかしながら、出玉獲得において、また通常時の図柄揃いにおいて、ユーザー様にその性能が正しく認識していただけなければ、遊技機としての稼働には繋がりません。

まだ未確定の情報が多い本機ですが、特に連チャン中と大当り中のナビゲーションや演出構成が稼働のカギを握ると考えられますので、その点に注目して新情報を集めたいと思います。

~最後に~

さて、今回は「Pルパン三世~復活のマモー~」について考察させていただきましたが、いかがだったでしょうか。

新規則市場で1500玉を超える出玉を獲得できるうえに、それが70%以上で継続するという魅力的なスペックが、いかにして実現されているかがお伝えできていれば幸いです。

版権としての認知度も出玉性能も申し分なく、演出の派手さ、非日常感も期待十分で、非常に魅力的な機種に見えますが、重要なのはそれがユーザー様に伝わるかどうかです。

一般ユーザー様と開発の知識量の違いは、我々が開発する上で非常に気をつけなければならない部分です。

本機でどのような形で「伝える」アプローチをしているのか、開発者としても注目したい点です。

先日投稿させていただきました、京楽様の「P仮面ライダー轟音」の記事内でも触れましたが、ユーザー様が魅力に感じなければどれほど期待値が高くてもボーダーが低くても、まさに絵に描いた餅であります。

本機で最も重要なのは2000玉をどのように1回で獲得すると感じていただくかですが、高確率の1/19を間延びする事無く行わなければ、とても大当りとしての気持ちよさは提供できないでしょう。

この課題をクリアしているか否かが稼働に左右する鍵となるでしょう。それでは今回はここまでと致します。

次回もどうぞ宜しくお願い致します。

※ 当サイトで使用しているホールや機械の画像はすべて許可を取り撮影し、掲載しております。

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