皆様、こんにちは玉男です。

今回は西陣様の人気シリーズ機種の最新作「PモモキュンソードMC」（以下、モモキュンソード）について考察していきます。当機種は全国導入が2020/7/5となっております。モモキュンソードシリーズは今年で10周年であり、西陣様を代表するキラーコンテンツであります。美少女×バトルはパチンココンテンツの王道路線であり、老若男女問わず打たれていますが、男性の若年層～中年層に特に支持されるコンテンツです。モモキュンソードは今まで、ノーマルループタイプ、STタイプ、小当りRUSH機と様々なスペックで登場しました。シリーズを通してスペックに一貫性を持たせるのではなく、その時のトレンドとなるスペックで毎回市場では一定以上の評価を得ています。

さて、それでは今回のモモキュンソードのスペックをみていきましょう。

スペックはライトミドルの1種2種混合タイプです。
一言で説明しますとシンフォギア2+遊タイムです。
モモキュンソードの特徴はやはり遊タイムとなりますが、モモキュンソードの遊タイムは現状で市場にある機種の遊タイムより勝っている箇所があります。

①遊タイム=大当り濃厚

市場にある機種の遊タイムはわずかながら大当りを引けずに終了してしまう可能性があります。
例えば「Pリング呪いの七日間2」では1/319を1214回転で引ける確率は約98%ですので2%程は当たらず抜けてしまいます。
実際抜けてしまったという話も聞いたことがあります。
ではモモキュンソードはどうかというと1種2種混合タイプである為、遊タイム=RUSHとなります。
1/7.79が250回をスルーする確率は1/1400兆だそうです。
つまりは100%大当りを引ける為、天井機能として1段優秀となります。

②遊タイム到達から大当りまでが早い

上記項目で記載した通り、遊タイム=RUSH（実際の映像もRUSH画面）となるため遊タイムに突入したらものの数分で大当りします。
他機種の遊タイムは、要は長い時短ですので、重たい確率であれば大当りまでにかなりの時間を要します。
モモキュンソードは時間効率の面でも非常に優秀ですので、夜遅くでも狙えるメリットがありますね。

③遊タイム発動タイミングが明確

結論から言いますと、データカウンタの回数と遊タイム発動回数が基本イコールになります。
※前日据え置きの場合はずれる可能性がありますが、当日1回以上大当りしていればずれません。
遊タイムまでのゲーム数減算は低確率時のみ行います。
他機種のSTタイプなどは、ST＝確変状態ですのでその間ゲーム数減算を行わず、データカウンタと遊タイム突入がST回数分ずれます。
1種2種混合タイプは確変状態を持っていませんので、どの状態でも常に減算していることになります。
遊タイム発動までの回転が明確である事は安心感につながる為、遊技動機の一つになると考えられます。

まとめますと1種2種混合タイプは遊タイムや突然時短機能などと相性が非常に良いです。
今後は1種2種混合タイプの機種が間違いなく増えると思われます。

遊タイムの表示は、液晶に現在のゲーム数が表示されています。
朝イチのラムクリア有無は、1回転目にトップランプで示唆します。
前日に遊タイムまで残り200回転以内でヤメ、かつラムクリアされていない場合の33％で「5秒間の点滅」が発生します。

～最後に～

さて、今回の記事いかがでしたでしょうか。
今回のモモキュンソードは遊タイムの恩恵が大きい機種であるため朝一の一部ユーザーには魅力となっています。
数日間のデータを見ても稼働が3万半ばで推移しています。
もちろん同時期に新台がない、バラエティーコーナーに1～2台程度ということもありますが、遊タイムの効果も多分にあると思います。
朝イチは宵越し狙いから始まり、回転数が浅くてもライトミドルなので打ちやすいですし、確率分母ぐらい回すと今後は遊タイムを意識してしまい中々放置されにくいと思います。
ホール様もお客様に遊タイムの恩恵を味わってもらうためにも、350回転以上の台に関してラムクリアをするかが店の信用との駆け引きになりそうですね。

上記でも記載しましたが1種2種混合タイプは遊タイムや突然時短機能などと相性が非常に良いです。
正直私はこのタイプが真っ先に市場に出てくると思っていたくらいです。
開発目線でいえばアウト効率や短時間出玉などの問題もあるので一概に良いとも言えませんが、ユーザーにとってはメリットが多いと思える機械が作れると思います。
機械はユーザーに打ってもらう為に存在しますので、ユーザーが求める機械を我々開発は日々考えております。
それでは今回はここまでと致します。

次回もどうぞ宜しくお願い致します。