「Pぱちんこ仮面ライダー轟音」~ミドルのメイン機種候補~

皆様こんにちは。玉男です。

今回は以前当サイトでもご紹介させて頂きました京楽様(オッケー様)の「P ぱちんこ仮面ライダー轟音」(※以下、轟音)が全国的にホールデビュー致しましたので、改めてスペックや設置後の状況など含めて考察していきたいと思います。
また、今回は設置後機種ですので、記事作成にあたり少しですがホール様で遊技(ボロ負け)してまいりました。
実際に打ってみての所感も含めて記載していきます!!

まずは基本情報ですが、一部先行導入を除いて9/7に全国導入されました。
導入台数は約40000台と、コロナ過の状況では群を抜いた導入台数となっております。
現在は旧基準機が多数設置されている以上、ホールのメイン機種は「CR真・北斗無双」を筆頭にほとんどが旧基準機でしめられている現状です。
しかし来る2021年の年末までには旧基準機がすべて撤去となります。いつまでも旧基準機に頼ってはいられません。
轟音は総台数も多いですが、一店舗あたりの設置数も多い印象です。
数十台規模のホール様も多数あり、中には100台を超える設置店もあるようです。
これはホール様が轟音を時期メイン機種候補と考えているからでしょう。

設置後の稼働データは平均稼働約12500に対して約39000です。
直近の新台の中でも高い稼働データとなっております。
この高稼働をどれだけ維持出来るか必見ですね!!

それではスペックのおさらいから行きましょう

~スペック~

ミドルタイプの遊タイム付きV確変ST機ですね。割と王道と言えるスペックですが、スペック表の数字が非常に秀逸ですね。
RUSH突入率50%(時短戻し込みで約67%)、継続率83%で右打ちの80%が1500発獲得。ここまででも現行機種のトップクラスの性能ですね。更に特図の通常当りは時短120回、右打ちの40%はST後に時短120回。そして遊タイム。

どこをとっても最高クラスの性能ですね。しかもユーザーが数字として他機種と比べられる箇所でしっかり勝っている事が重要なポイントですね。

実は期待総量はすごく多くて甘いのに、スペック表の見た目からイメージできずに稼働しないなんて機種もあります。

その点轟音はしっかりと甘さがイメージできるスペックに仕上がっていると感じます。導入後のユーザー評価で多く聞こえるのがST後の時短120回を高く評価する声です。ST後に時短を付与する機種は昔からありますが、以前の解釈基準では電サポ回数が100回まででそれはST+時短の合計であっても100回まででした。そうするとおまけ程度の時短しかつけられず、ユーザーからとったら不要な存在でした。

しかし時短回数が120回ならユーザーからしたら引き戻すチャンスと認識されるでしょう。
STの最後に時短が付与されるかの演出を行うのも秀逸です。普通のST機はST終了時のユーザー心理は絶望しかありません。それが40%の確率でチャンスがもらえるとなると今までのSTとはもはや遊び方そのものが違うといっても過言ではないですね。

しかもこの時短120回は遊タイムまでのカウントを進めてくれます。

~ホールの扱い~

今後のメイン機種候補としてホールではどの様に運用されているのでしょうか。
まずは轟音のボーダーです。※当サイト調べ

実際打ったユーザーの声(某掲示板)の多くは”回らない”という声が大多数でした。千円あたり14~15回転という声が多く、非等価であっても18回れば良いほうなどといった感じでした。甘い機種だからホール側が必要以上に警戒している印象です。

もちろん機械代の回収も大事ですが、初週からそれではユーザーもまいってしまいます。メイン機種に育てるのはユーザーだけでは成り立ちませんのでホール様においてもその意識をしっかり持っていただきたいです。

ちなみに私が遊技したホール様ですが、ぱちんこ300台程の中型店舗で3.57円交換のお店です。轟音は20台設置でメイン島に配置されていました。

結論から言いますと千円平均24回ほどでした。私の隣に同僚がいたのですが、同僚の台は23回程でした。もともと優良店ではありますが、しっかりメイン機種として使う意思表示を感じました。私も同僚も2万5千円負けました。大丈夫です。回ったって負けるのがぱちんこですよ!!

それより“新台なのに回さない店”だとお客さんに認識されるほうがトータルで損だと私は思います。

~打ってみた所感~

いつも通り安定したクオリティだと感じます。

京楽様の機械は機種やモチーフが違っても、共通した演出やデバイスが搭載されており初打ちであっても、すぐに遊技感がつかめる為安心感がありますね。

Pフラッシュやエアバイブは勿論、入賞時のスピーカーランプや真剣フラッシュ的な演出など。

あとは緑保留・紫保留の空気っぷりや、すべてを無に帰す緑カットインなど(笑)

とにかく何か起きてほしい人、アツイ時以外は何もいらない人、ユーザーの好みは千差万別ですべてを叶える事は出来ませんが、京楽様の機械はカスタムが非常に充実しておりかなりユーザーの好みに近づける事が可能です。

そのあたりが遊技するユーザーの母数を増やしているのだと思います。

轟音では「保留3バイブ」が良いですね!!確か同社の「Pぱちんこ新鬼武者」でもありましたね。

後は何といっても「通常時BGMカスタム」ですね。これだけで通常時ずっと打てちゃいますね!!

今作でかなり不評な部分というと、「エアバイブで通常当り」がある事。

機種ごとに対応は違うようですが、最近の機種はすべて確変確定だった為、不満を持つユーザーが多いですね。

RUSH中はレジェンドモード(MAX EDITIONの演出)で遊技するユーザーが多く見られました。

素材流用でお金をかけないのにウリになる。強モチーフのみの特権ですね!!

~最後に~

さて今回の記事いかがでしたでしょうか。

冒頭でも記載しましたように、今後のメイン機種になる可能性とポテンシャルは十分備えている機種と感じます。

活かすも殺すもホール様次第であり、現状はどちらに転んでもおかしく無い状況です。

旧基準機撤去までには必ずメイン機種を選定する必要がありますが、轟音より相応しい機械が出るか否か。慎重に見極めていただきたいところです。

それでは今回はここまでと致します。

 

次回もどうぞ宜しくお願い致します。

※ 当サイトで使用しているホールや機械の画像はすべて許可を取り撮影し、掲載しております。

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