突然時短機能付きパチンコを解説つきで先読み!果たして使える機械が出てくるのか?
遊タイム以外にも楽しみな緩和内容!
今回も今話題の「解釈基準緩和」について私なりの見解を記載していきます。細かな緩和内容は割愛しますが、メーカーの動きやどんな事ができそうかの予測等をざっくりとですが考察してみたいと思います。
緩和内容として注目の内容は下記の4つです。
- 遊タイム
- 突然時短機能
- 時短回数緩和
- 確変リミッターの緩和
前回は遊タイムの解説でしたが、今回は突然時短機能についての解説と可能性について触れていきます。今回は規則緩和の第2弾として「突然時短機能」について解説していきます。
◆突然時短機能って何!?
突然時短機能とは通常時に大当り以外で電サポを作動(時短付与)する事が出来る機能です。
簡単に言えば、ファンにとっては得に感じることで、決して損をすることではありません。新しい大当たりへのチャンスのルートが出来たということです。正式には時短図柄と呼称されます。(以下、時短図柄と表記します。)今までは時短(電サポ)開始は特図大当り後のみでした。それが今回からは特図大当りとは別に時短図柄を抽選できるようになりました。時短図柄の特徴を箇条書きで記載致します。
- 作動時の最大サポ回数は大当り確率の3.8倍まで(遊タイムと同条件)
- 大当りが無い機械は最大100回まで
- 低確率時のみしか作動できない
- 終了条件は大当り、または規定回転数消化のみ
- 電サポ回数の振り分けを持てる(遊タイムには無い条件)
- 特図1と特図2で当選確率が違ってもよい
- 設定毎の当選確率は一律にすること
細かいルールは割愛しますと大体上記となります。
◆時短図柄で何ができる!?どんな機械ででてくる!?
時短図柄搭載で最も恩恵がある機械は1種2種混合タイプと推測します。1種2種混合タイプとは時短中に小当り当選でアタッカー内のVに入賞させる事で大当りを獲得するタイプの機種です。代表作ですとSANKYOさんの「CR戦姫絶唱シンフォギア」などが該当します。大当りを引かなくても時短図柄に当選する事で、最も期待度の高い状態(RUSH直撃)にする事もできます。その他、V確変STタイプなど時短中の大当りの恩恵が大きい機械などは当たればRUSH直撃のCZ(チャンスゾーン)のような見せ方もできますね。
今までのぱちんこは特図で大当りを引く以外に出玉を得るチャンスはありませんでしたが今回の機能でスロットのように、出玉を得る区間へのルートを複数持てる事になります。これはゲーム性として非常に大きな進化と言えるでしょう。また、少し専門的な話ですが、ぱちんこは状態毎で大当りした際の電サポ付与率や回数を変動することができます。
状態は4+αで下記に分類されます。
- 低確低ベース(通常状態)
- 低確高ベース(時短中)
- 高確低ベース(潜伏確変)
- 高確高ベース(電サポ確変)
- 低確内部高ベース(潜伏時短)
一番下の「低確内部高ベース(潜伏時短)」とは実質通常状態です。ですが内部的には時短中ですので、大当りした際の恩恵が「低確低ベース(通常状態)」とは異なります。”シンフォギア”の様な時短中の大当りは必ず電サポがつく様な台などでは、「低確内部高ベース(潜伏時短)」時は、見た目は通常状態ですが、大当りで次回必ずRUSH確定!!とかできます。
ついつい当るまで投資しちゃいますねー。
その他にも状態を変えられるという事は変動秒数のパターンを変えられますので特殊なゾーン演出などもできますし、やれる事は本当に沢山あります。私は規則について専門外ですが、プロの方であればもっと色々とやれる事はあるはずです。今後大いに期待できる内容です。
◆時短図柄搭載機種で粗利は減るの!?
特に影響はありません。単純にゲーム性の幅が広がるだけとお考えください。
◆時短図柄搭載機種はいつ頃でてくるの!?
前回でも触れましたが、新規則の機械は最速でもゴールデンウィーク辺りとなります。また当面の優先順位は ”遊タイム>時短図柄” になると予測されます。時短図柄は確かにゲーム性の向上は見込めますが、今まで通りに定められた確率で当選する必要があります。それに比べて遊タイムは大当りを引かなければ必ず恩恵が受けられます。どちらがよりユーザーの遊技動機になるかといえば遊タイムでしょう。メーカーとしてもまずは遊タイムの開発を優先させるのではないでしょうか。遊タイムと時短図柄を両方搭載することも可能です。そういう意味では両方搭載機種がゴールデンウィーク辺りにでる可能性もありますが妥当な線ですと6月以降になるのではないでしょうか。
~~最後に~~
規則緩和の第2弾、「時短図柄機能」いかがでしたでしょうか。少し難しい説明となってしまいましたが、ゲーム性向上の可能性は感じて頂けたのではないでしょうか。我々開発もユーザー様に楽しんで頂け、ホール様に喜んでいただける機械を必死に開発中であります。どうぞご期待ください!!
それでは次回もよろしくお願いいたします!!
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