天井付パチンコを解説付きで先読み!果たして使える機械が出てくるのか?
開発者として期待が膨らみますね!
今回は、今話題の「解釈基準緩和」について私なりの見解を記載していきます。
細かな緩和内容は割愛しますが、メーカーの動きやどんな事ができそうかの
予測等をざっくりとですが考察してみたいと思います。
緩和内容として注目の内容は下記の4つです。
- 遊タイム
- 時短回数緩和
- 突然時短機能
- 確変リミッターの緩和
今回は遊タイムについての解説と可能性について触れていきます。
◆遊タイム(天井)とは?
これはぱちんことしては全く新しい機能です。
スロットでは昔からある機能で、大当り間で特定回数回すと時短が発動できる機能です。
早い話、天井機能(以下、遊タイム)になります。
箇条書きで解説させていただきますと、
- 遊タイムの発動条件は低確率時のゲーム数消化のみ
- 発動回転数のルールとして大当り確率の2.5倍~3倍の回転数到達が発動条件
※例えば1/319の台であれば797回転~957回転の間となります。 - 注意したいのが、遊タイムはあくまで電サポが付与されるだけ
※スロットの様に大当りが確定するわけでは無いという事です
じゃあこんな機能無駄じゃないかと思われるかもしれませんが大半のユーザーが納得する程度に遊タイムでの大当りを実感できるとは思います - 1種2種機混合機などのタイプは実質上大当り確定にする事も可能。
- 遊タイムの詳細ですが低確率時の大当り確率の3.8倍までの回数が認められた
※例えば1/319の台であれば、最大1212回転までの時短が認められた事になります。
このような緩和の結果、遊タイム搭載によりスロットのように期待度が高い回転数や辞め時などユーザーの立ち回りや知識が勝率に直結して来ます。ポイントとして遊タイムが搭載されれば普段、スロットしか打たないユーザーの回遊も期待が持てます。
これは私の見解ですが、パチンコ店で大ハマりしている空台を見た時の思考は
①こんなにはまるって事は調子悪そうだなぁ(オカルト)
②こんなにはまっているからそろそろ当りそうだなぁ(オカルト)
③こんなに回したという事は良く回るのかも(理論派)
今までは大体上記でしたが、そこに
④あと数千円で条件到達だから期待値がある
上記が加わります。
これはホール様にとって、稼働や回遊の向上が見込めると思います。
◆天井が付くと売上粗利が減るのか?どんな機械が出てくるの?
結論から言いますとそこまで売上粗利への影響は無いと考えられます。パチンコファンも一定回数からの勝率を見るようになっていくのでは?と考えています。
遊タイム到達時に現金投資が止まり、そこで大当りを引かれたら、ユーザーに有利な事ばかりに見えますが、上記で説明した通り、遊タイム到達はなかなかのハードルです。逆にそこまで回してもらえるなら大当りの期待値以上に吸い込んでいるのは言うまでもありません。むしろ遊タイムがある事で過剰に投資をしたり、普段なら放置されている様な中ハマリ台が稼働し、プラスに働く事さえ予想されます。遊タイムはファンにとって色々な立ち回り方法が生まれて、安定性に欠く事は予想されますが、ファンにとっての来店動機につながります。
またどんな機械が出てくるの?という期待感ですが、一言で言えば、ゲーム性の幅は無限大です。各メーカーが知恵を絞って、今までにない斬新な機種が多く登場するでしょう。例えばですが、遊タイム付きで時速の速い機械が登場すれば、仕事を終わってのサラリーマン層が平日の夜に勝負しに来るかもしれませんね。
◆遊タイム付のパチンコっていつ頃に出てくるの?
令和2年1/6から申請可能となり、4/1から設置が可能になっています。今回の規制緩和で試験にかかる期間にどのような影響が出るかは不明ですが今までの期間と差異が無い場合であれば、ゴールデンウィーク頃が最速となると予想されます。第一弾の遊タイム付きの機械には期待したいところです。
~~最後に~~
今回の緩和は投資金額を抑えるのが目的ですが、メーカーの企画・アイデア次第でユーザーが魅力を感じる機能を搭載すれば、楽しみな事は間違いありません。今回の規則緩和は、メーカー、ホール様、ユーザー様、まさに業界全体に影響を及ぼす緩和内容です。
それだけ大きな改正だと個人的には考えています。これが業界にプラスになることを切に願うところです。
※ 当サイトで使用しているホールや機械の画像はすべて許可を取り撮影し、掲載しております。