2018年ぱちんこ部門キーワード!

☆オーソドックススペックに注目
安定した店舗運営の軸に!
☆客質の向上
プロ客比率を減らす!
☆幅広い客層の獲得
時流に乗った選ばれる店に!

2017年振り返り①
~新システムで幅が広がる!
2017年を振り返るとマックスタイプが無くなり、本格的に新内規機種をメインとした営業がスタートした年といえる。ぱちんこ営業の主軸となっていたマックスタイプが無くなる事で、稼動や売上の低下が懸念された状況ではあったが、大当り確率1/319、確変継続率65%を上限とされた中でも新しいスペックやゲーム性を持ったヒット機種が登場した。小当りRUSHを搭載し出玉の塊を一点に集中させた『GANTZ』や、一種二種で新しいゲーム性を表現した『シンフォギア』や『まどかマギカ』はその筆頭と言えよう。そのような新ジャンル機種の登場により、ゲーム性の広がりを感じた1年ではあったが、変わらず確実な実績を上げたオーソドックなスペックにも注目しておきたい。

2017年振り返り②
~オーソドックススペックに注目!
オーソドックスなスペックといえば代表格は海シリーズであるが、100%STタイプで2月販売の海JAPAN金富士バージョン、7月販売の沖海4桜バージョンは歴代シリーズと変わらない堅調な稼動実績となっており、12月販売の大海4も他の話題機種と比較しても安定した実績となる見込みである。それ以外にも優良ホールでは注目された、緋弾のアリアⅡ(※)・世界で一番強くなりたい・戦国乙女4といったような100%ST・ノーマル確変タイプといったスペックが実績を残した。昨今、多くのホールで特殊スペックや新しいシステムに注目し、積極購入しているが、その反面、オーソドックスなスペックを好むプレイヤーが数多く存在することを忘れてはならない。その割にはこういったスペックの販売機種数が少ないと感じる1年であった。
(※緋弾のアリアⅡは転落抽選だが100%STに入るタイプである為オーソドックスなスペックの位置づけとしている。)

2018年はどうする!?
まずは原点回帰!
今まで実施してきた営業だけでは維持も難しいだろう。それはご理解いただけると思う。それではどういった視点を持つべきなのか?2018年は規則改正があるものの、新規則機の販売には時間を要すると考えられる。実際に販売される機種、さらには店舗運営の軸となるのは現行規則機となるだろう。昨年同様に新たな可能性を持った機種の登場も予想される所ではあるが、このような時だからこそノーマル確変タイプや100%STタイプといった射幸性に左右されないオーソドックスなスペックは昨年以上に『安定した店舗運営』という点において欠かせない要素ではないだろうか。昨年同様、変則的なスペックへの期待値は高いものの、昨今のプレイヤー意識とホールが求めていることに矛盾が生じている。変則的なスペックを好むプレイヤーが大きく増加しているわけでもないし、4円ぱちんこの中心軸でもない。大事なことなので何度も言うが、本来、大切にしたいお客様はオーソドックスなスペックを好むプレイヤーだ。この考え方をしっかりと持たないと、安定した稼働を見込めるわけがない。だからこそ、今年は定着しやすいファン獲得(育成)が絶対に必要なのだ。

客質の向上は必須
プロに狙われない営業の追求!
昨今のホール経営の大きな課題の1つに、客質の悪化があげられる。特に、出玉性能の高い機種は狙われやすく、ホール経営の根幹をも揺るがす事態となっている。新規店舗だけでなく、既存店舗においても安易にこの問題を片づけてはならない。プロプレイヤー比率を下げる仕組みが必要なのだ。そういった意味でも、各店がオーソドックスなタイプを育成することで、店舗にとって最も大切な足下のお客様から支持される営業を今まで以上に取り組む必要がある。

スロットプレイヤー獲得
選ばれる店に!
2018年はスロット新台が少ない分、出玉へ還元する店舗も多い。非常に良いことだ!ただ、それだけでは集客には苦戦するだろう。そんな簡単なものではない。様々な仕掛けでスロットプレイヤーの獲得もしなければならない。例えば、昨今はスロットとぱちんこの両方を遊技するプレイヤー比率は高まっている。つまり、スロットプレイヤーの獲得にはスロットと遊技連動性の高いぱちんこ機の導入(育成)も必要なわけだ。ぱちんこを遊技するスロットプレイヤー獲得には当然、尖ったスペックだけが求められているのではなく、ここ最近は安定感のあるスペック、つまり安心感のあるスペックのほうが好まれる傾向にあることを忘れてはならない。

最後に!
今年は、スロット部門だけではなく、ぱちんこ部門もオーソドックスなスペックを好むプレイヤー獲得(育成)が必要であり、それには、やってやるぞ!という精神論も大事だが、それ以上に獲得(育成)できる仕組み、つまり受け入れ体制と育成するという高い意識を整える必要がある。これができていなければ、更なる苦戦が待ち受けているであろう。

※ 当サイトで使用しているホールや機械の画像はすべて許可を取り撮影し、掲載しております。

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