導入レポ ~「Sモンスターハンターワールド」編~

ゲームでも人気の本タイトルは、同メーカーからは3機種目となります。特にモンスターハンター月下雷鳴(以下、月下雷鳴)は長期間人気がありました。
その月下雷鳴のDNAを継承したと言われるSモンスターハンターワールド(以下モンハンW)が11/16に導入されましたので、機種紹介と合わせて稼働状況や展望などを考察していきたいと思います。

まずは基本スペックから。

~スペック・ゲーム性~

本機は純増約3枚のボーナス(AT)にて出玉を獲得していくタイプで、赤7 or青7揃いから始まるBB【モンスターハンター:ワールド】のループで出玉を増やしていきます。
今作は通常時からも討伐のクエストが発生し、成功すればBBもしくはアイルーボーナス当選となります。
BB中はモンスター討伐にチャンレジし、成功なら継続→次のモンスターが出現というループ。
アイルーボーナス後は作戦会議へ。作戦会議で「決行」と決まれば、BB期待度50%の「ゾラ・マグダラオス誘導作戦」へ移行します。
詳細はパンフレットや小冊子に詳しく載っていますので、ここでは少々複雑な天井について説明いたします。
あくまでも個人の推測になりますが、有利区間のリセットは下図のようになっていると思われます。


画像クリックで拡大します。

本機の天井は周期天井とゲーム数天井の2種類があり、どちらも同一有利区間内で達成というのが条件です。
図の赤線をぐるぐる回っている限り、ナンバーランプ上でのゲーム数がいくらハマっていても内部的には1周期目になります。
なので、ナンバーランプの表示ゲーム数と天井までのゲーム数に食い違いが発生します。
(1周期でのゲーム数も固定ではありません。)
その分、通常時に有利区間ゲーム数を750G以上消費しないので、AT中の750Gは保証されます。
ちなみに有利区間ランプでのリセット判別は出来ません。(増えない区間で有利区間ランプは消灯)

複雑な周期抽選を行っていますが、「小役でチャンス・リプレイでピンチ」や通常時のクエスト、ゾラ・マグダラオス誘導作戦、BB中のモンスター討伐…と要所での期待度が50%以上などは自力感があって非常に好感を持てます。

また、特賞比率も月下雷鳴と遜色ない点も大きなセールスポイントです。

~導入後の状況~

ミリオンゴッド~神々の凱旋~(以下、凱旋)の撤去時期と重なり、導入前から非常に注目されてしました。
パチスロの稼働が非常によろしくない中、導入から2週間経過した今でも平均稼働の倍以上の稼働を維持しています。
6号機という不利はあるので凱旋の受け皿とまではいきませんが、導入直後から若年層を中心に支持されていると思います。
ゲーム同様、映像や演出のクオリティも高く、通常時から飽きさせないゲーム性の工夫は素晴らしいと思います。
その反面、上記のような特殊な周期抽選を行っていることでハイエナが難しく、立ち回りを意識する若年層のヘビーユーザーたちからは不満の声もあるようです。

いたる所に設定看破要素が散りばめられており、ハイエナ要素も少なく、通常時のクエストなどの打ち込み要素が多いので、スペック的にもゲーム性的にも長時間遊技に適したゲーム性です。
実際に市場動向を見ても客滞率は高く出ているようで、ファンには長く打ってもらえる機種ではないでしょうか。

~最後に~

6号機は出玉面での制限が多く各メーカーの開発者たちはいろいろな工夫をしています。
その分システムが複雑になりゲーム性を理解するのが非常に難しいですが、本機はわかりやすく作られていると思います。
パチスロの稼働はかなり落ち込んでいますが、本機のような若年層に支持されやすく稼働を見込める機種は辛抱強く大事に使っていただきたいと思います。

注目の新台が導入されましたら調査します。お楽しみに!

※ 当サイトで使用しているホールや機械の画像はすべて許可を取り撮影し、掲載しております。

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