導入レポ ~「PぱちんこAKB48桜LightVer」編~

皆様こんにちは。玉男です。

今回は先日全国導入された、京楽様の「PぱちんこAKB48桜LightVer」(※以下、AKB桜)について
導入直後の状況を全国データから下記の項目で考察していきたいと思います。

①基本情報
②初期稼働
③客帯と客層
④超韋駄天との比較

~①基本情報~

AKB桜は3/8(月)に全国のホール様に導入されました。導入台数は約10000台となっております。
AKB桜は同じく京楽様の「CRぱちんこAKB48 誇りの丘」(※以下、誇りの丘)のスペック変更版である「PぱちんこAKB48ワン・ツー・スリーフェスティバル」(※以下、AKB123)の甘デジバージョンです。ゲーム性はAKB123に近い1種2種混合のST機となっています。

それではスペックです。

特図1の50%で時短1(残保留なし)に突入し、1変動で特図2の1/1.08を引ければ大当りして継続という超ショートSTのゲーム性です。
また超高継続(継続率は約93%)で、打感としてはSANYO様の「P大工の源さん超韋駄天」(※以下、超韋駄天)を強く意識したものになっているようです。

甘デジの確率帯で超高継続ということもあり、大当り1回あたりの出玉は非常に少ないです。
その分RUSHの性能に振っているはずですが、RUSHの期待出玉は約2843発(払い出し)で初回を含めてギリギリ3000発という感じです。
突入率が50%ですのでボーダーは16~17程度と思われますが、非突入時の出玉や少ない継続数で終わった時のことを考慮すると、ギャンブル性の塊のような機械と言えるでしょう。

~②初期稼働について~

演出は通常時に関しては多少の変更があるようですがベースはAKB123と同じで、右打ち中だけ新規モードになっていますので、いわゆるAKB123のサブスペック扱いとなります。
それでも初期稼働は約38000(※先読み通信調べ)となりました。
これは完全な新機種と遜色が無いぐらい非常に高い稼働と言えるでしょう。
同じ日に導入された他機種や直近の甘デジと比較しても頭一つ抜けています。
今後の稼働にも十分期待が持てると思います。

また、粗利も甘デジのものとは思えないほど高い値が出ているのも特徴です。
実質ライトミドルのようなものですので納得ですが、今後この粗利を維持し続けて稼働がもつのかは注意が必要でしょう。
新台効果と超韋駄天のゲーム性で初めてのライト確率ということで、現在はRUSHを体感したいユーザー様が多いと思いますが、甘デジなので当然ですが超韋駄天ほどの玉は出ません。ユーザー様がそれに気付いた頃にどう運用するかで稼働は大きく変わりそうです。

~③客層と客帯について~

比較的若年層が多く、50%の単発出玉で満足することができないためかRUSHまで粘る方も多いようです。
そもそも甘デジなので粘りやすいというのも手伝って、客帯は良い方だと思います。
今後、超韋駄天のライト版としての需要や、爆発力のある甘デジとしての需要は高まっていくと思います。

~④超韋駄天との比較について~

ミドルスペックとそのまま比較するのは少々強引だと思いますので、出玉ではなくRUSH中の演出面や打感について比較してみたいと思います。
まずゲーム性についてですが、超韋駄天が4回転であるのに対し、AKB桜は1回転のみですべてが決まります。
一見すると4回転の方が色々演出はできそうですが、ラウンド中の保留連告知やファイナルジャッジで使用している分、超韋駄天の4回転には実はあまり演出の幅はありません。
AKB桜は最初に決まっているとはいえ、多くの当り変動時間と違和感予告を持つことによって、かなり多彩な当り方を実現しているようです。
この点は超高継続であるこれらの機種で、飽きさせないために非常に重要な要素であると言えます。

逆にゲージに関しては、AKB桜のロスが目立つという印象です。
超韋駄天の右打ち中は、電チューまでの玉のこぼしも少なく、小当りアタッカーの下に出玉アタッカーがある構成で、かつ一番下に入賞率の高いポケットが付いていました。
また、図柄揃いからの小当りアタッカー開放と、小当りアタッカー閉鎖からの出玉アタッカー開放もスムーズで、右打ち中はファイナルジャッジ以外に打ち出しを止めなくても、それほどストレスは感じない構成になっていました。

この点に関してAKB桜は、電チュー手前でルートが分かれており、電チューから玉がこぼれた場合はそのままOUTに流れてしまいます。
また、小当りアタッカーと出玉アタッカーが共通ですので、小当り閉鎖後の玉もこぼれてしまいます。
普通の大当りであれば数えて打ち出しを止めることもできますが、変則的な開放をする小当りでは非常に難しいでしょう。

本来であれば超高速・超高継続なので打ちっぱなしにしたいのですが、それをすると目に見えて玉がこぼれていくので、この点は非常に悪い印象を与えていると思われます。
おそらく高い粗利の一因にもなっていると思われますが、かといって電チューに向かわないように調整しても結局打感は悪くなるだけです。
どちらかと言えば、ユーザー様が止め打ちをしたときに、なるべく電チュー側に玉が向かうようにして連チャンのテンポを途切れさせない方が調整としては望まれると考えます。どちらにしても苦肉の策と言う感じはありますが…。

~最後に~

さて、今回の記事いかがだったでしょうか。
一見するとAKB123の甘デジか超韋駄天のパクリと思われたと思いますが、そこはさすがの京楽様と言いますか、しっかりと作り込まれている機械だと思います。
特に右打ち中の遊技感は超韋駄天とも違う、この機械独自の面白さも多く搭載されているようです。
甘デジの枠にとらわれずしっかりと稼働させていくよう運用すべきですし、現状が少数台導入であれば、“増台”ということも視野に入ると思います。
それでは今回はここまでと致します。

次回もどうぞ宜しくお願い致します。

※ 当サイトで使用しているホールや機械の画像はすべて許可を取り撮影し、掲載しております。

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