新機能「ラッキートリガー」搭載機第1弾! ~「P緋弾のアリア~緋緋神降臨」編~ ラッキートリガーはパチンコ市場の救世主となりうるのか…?

皆様こんにちは。
今回は先日導入された、藤商事様の「P緋弾のアリア~緋緋神降臨~ラッキートリガーVer.」(※以下、アリアLTver.)について、
導入直後の状況を全国データから下記の項目で考察していきたいと思います。
①基本情報
②初期稼働と粗利
③客帯と客層
※掲載しておりますデータや数値は全て先読み通信調べとなります。ご了承ください。

~①基本情報~

アリアLTver.は、3/4(月)に全国のホール様に導入されました。
導入台数は約12,000台となっております。
本機はパチンコの新機能「ラッキートリガー」が搭載機種第1弾の機種の一つとなります。
「ラッキートリガー」について簡単に説明させていただきます。
これまでの規制の中では、確変やRUSH突入時の出玉獲得期待値が6,400発を超える遊技機を開発することができませんでした。
しかし、「ラッキートリガー」という規制の緩和により、RUSH突入時の出玉獲得期待値の上限が6,400発未満から9,600発未満に上がり、
高い出玉性能をを有した遊技機の開発が可能となりました。
「ラッキートリガー」はスマパチでもP機でも搭載することは可能ですが、Cタイムと併用して搭載することはできません。
理論上大当り確率が1/200以上の機種でのみしか開発できないため、現在主流である1/319や1/349といったミドル帯ではなく
甘デジやライトミドル帯の確率で初当りを獲得しつつ、稀に突入する大きな出玉の獲得が期待できる上位RUSH(ラッキートリガー)を
狙っていくゲーム性になります。
ではここで、「アリアLTver.」のスペックについて見ていきたいと思います。
特筆すべき点は、演出上図柄が揃う液晶図柄揃い確率がMAX機を彷彿とさせる1/399となっている点です。
前述したとおりラッキートリガーを搭載した場合、大当り確率は1/200以上にする必要がありますが
演出上図柄が揃い大当りに見える振り分けと図柄は揃わないが小さな出玉がもらえる振り分けを設けることで
実質大当り確率1/399という数値を実現しております。
直近の機種ですと京楽様の「ぱちんこ アズールレーン THE ANIMATION」の通常時に近いイメージとなります。
図柄揃い大当りを引けさえすれば、約40%で出玉期待値約12,000発のRUSHを体感できる、そんな夢のあるスペックとなっております。

~②初期稼働について~

初期稼働は約40,000という数値となっており、同じタイミングで導入されたラッキートリガー搭載機の中で
一番多くの稼働を集めた機種となっております。
長期的にホールに貢献している機種の初動と比較すると決して高い数値ではありませんが、
導入初日からSNS等で大量出玉報告が多数見受けられますので、今後の稼働の伸びに期待できそうです。
ラッキートリガーという機能がプレイヤーに期待を持たれているかという視点で見てみますと、
Cタイム搭載のスマパチ第1弾として導入された「e聖闘士星矢 超流星CliMAX349(三洋)」や「eルパン三世 THE FIRST(平和)」よりも
「アリアLTver.」や「PLT OVERLORD魔導王光臨」、「P北斗の拳 強敵 LT」といった、ラッキートリガー第1弾機種の初動の方が高い結果となっており、
少なくともスマパチ(Cタイム)よりも高い期待を持たれていることが推察されます
また、導入初日は市場平均稼働が10,000を超える結果となっており、「ラッキートリガー」という話題性がしっかりと集客に繋がっているとも言えるかと思います。
初期粗利については、比較的甘めに設計されていることもあり約6,500という結果となりました。
今後しっかりと粗利を取った運用の中でも稼働が維持されるのか、見極めていく必要があると思います。

~③客層と客帯について~

客層としてはシリーズ機ファンの多い30代男性が中心となりますが、20代男性からも支持も獲得していた印象です。客帯も比較的高いと感じられます。
今作ではこれまでのシリーズ機に搭載されていた演出が大幅刷新されているため、これまで見たことのない演出にシリーズ機ファンも満足のいく演出内容となっているようです。
また、20代若年層に人気な通常時のゲーム性カスタマイズ機能も豊富に搭載されており、
藤商事様おなじみのラッキーエアーカスタムや激震予告カスタムの他に
リゼロでお馴染みの「先バレカスタム」を進化させた「先フラモードカスタム」が搭載されております。
ヘソ入賞時に発生する「先フラ」について、発生頻度、信頼度、発生時のゲーム性が異なる5つのモードから選択することが可能で、
プレイヤーの気分にあわせて様々な遊び方で楽しめるようになっております。
シリーズ機ファンと納得させるリニューアルされた演出とカスタムによる多彩なゲーム性が、長時間でも飽きずに遊技できる要因となっているようです。

~最後に~

さて、今回の記事はいかがだったでしょうか。
今回はラッキートリガー搭載機第1弾の機種として、
往年のMAX機を連想させるスペックで登場した「P緋弾のアリア~緋緋神降臨~ラッキートリガーVer.」をご紹介させていただきました。
スマスロによって盛り上がりを見せるパチスロと比べパチンコの人気は低迷気味でしたが、
ラッキートリガー登場によりパチンコは盛り返しを見せる、そんな期待を持てる初動となっていると思います。
今後各メーカー様から、ラッキートリガーを使ってこれまでにはない様々なゲーム性を有した機種が登場しますので
引き続き稼働結果や市場動向をこちらでご紹介させていただきたいと思います。
また、今回導入されたラッキートリガー搭載機の性能について簡単にまとめさせていただきました。
今回のラインナップだけでも様々なゲーム性を実現していることが、おわかりいただけるかと思います。
ご興味ありましたらご覧下さい。
それでは今回はここまでといたします。次回もどうぞよろしくお願い致します。
参考:ラッキートリガー性能比較

※ 当サイトで使用しているホールや機械の画像はすべて許可を取り撮影し、掲載しております。

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