「Sマジカルハロウィン~Trick or Treat!~」~新基準6.2号機 有利区間3000G対応!~

今回取り上げるのは、早くも6.2号機として登場するコナミ様の「Sマジカルハロウィン~Trick or Treat!~」です。

本機はタイトルにナンバリングがなされておりませんので、本稿では「マジハロT」とさせていただきます。

当機種は導入予定日が9/21、導入予定台数が約5000台と伺っております。

掲載しておりますデータや数値は全て先読み通信調べとなります。ご了承ください。

 

~ 基本スペックについて ~

まずは基本スペック情報から見てみましょう。

ART突入時の期待獲得枚数は約426枚(設定1)となっています。

歴代のマジハロ同様、本機もA+ARTとなっており、その中でも2016年に導入された「マイカルハロウィン5」(以下、マジハロ5)の正統後継機という位置づけになっております。

マジハロ5の稼働貢献週は連続で20週を超えていて、評価も非常に高かったと記憶しています。

直近の機種を見てもA+ART機の稼働は良好ですし、マジハロ5を踏襲した今作のマジハロTも期待できるのではないでしょうか。

~ 6.2号機について ~

さて、ここで6.2号機について少々触れてみたいと思います。

ご存知の通り、6.1号機から6.2号機の変更は、有利区間の上限ゲーム数が1500Gから3000Gに変わった“だけ”ですが、何が出来るようになったのでしょうか。

まずは、低純増のART、ATでも2400枚のリミッタまで到達できる事があげられます。以前までは有利区間完走しても獲得枚数が1000枚いかない場合があり、ユーザーから嫌気されていましたが、このような事態は減らせるはずです。(もちろん、遊技機の仕様によっては完全になくなるわけではありませんが…)マジハロTもBBの振り分けがマジハロ5と同等(1:2:3.2)であれば、ボーナス込みの純増は1.5~6枚位になるかと思いますが、この枚数でも十分に2400枚完走が狙えるはずです。

次に、2400枚OVERの頻度を上げた設計が多少楽になるのではと考えられます。(試験対策が立てやすい)。どういう事かといえば、2400枚OVERを実現するためには、有利区間の終わりと始まりに出玉の塊があれば良いのですが、有利区間が長ければ、1600ゲーム試験に対する出玉のコントロールの幅が広がるのです。

かなり大雑把ですが、仮に有利区間を500G毎に区切った場合のイメージとしては、

といった感じで、区間の初めと終わりで塊を引いた場合の試験結果に影響してきます。

マジハロTでも、「MagicaLinkSystem(まじかりんくしすてむ)」と称する「エンディングでも終わらない どこまでも「つながる」次世代型ART」を搭載しているようなので、2400枚OVERに期待が持てそうです

~ 最後に~ 

遊技フローは「マジハロがA+ARTで完全復活」と謳っている通り、基本的にはマジハロ5を踏襲したものとなっているようなので、マジハロシリーズファンには馴染みやすい作りとなっているかと思います。

もちろん、ART終了後の「おばけカボちゃんバトル」(勝てばハロウィンパーティ獲得)等の新要素も取り入れており、単なるリメイクとは一線を画した仕上がりとなっています。

また、QRを使用した実機連動、キャラやナビのカスタム機能、RTCを使用した「記念日の事前お知らせ」などのやり込み要素をふんだんに搭載し、長期稼働を見込んだ作り込みがなされています。

6.2号機もこれから市場に投入されもっと成熟していくと思いますが、先陣を切った本機も歴代の名に恥じない仕上がりになっていると思います。

※ 当サイトで使用しているホールや機械の画像はすべて許可を取り撮影し、掲載しております。

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