「eぱちんこ新・必殺仕置人」~KYORAKUスマパチ第一弾~
皆様こんにちは。玉男です。
今回は京楽様の新機種、「eぱちんこ新・必殺仕置人」(※以下、e仕置人)について考察していきます。
当機種は導入予定日が4/24、導入予定台数は15000台となっています。
ぱちんこの新しい規格である「スマートぱちんこ」(※以下、スマパチ)での導入となります。
スマパチとしてはe仕置人よりも先に「e聖闘士星矢 超流星 CliMAX349」(※以下、e星矢)、「eルパン三世 THE FIRST」(※以下、eルパン)が導入予定となっています。
スマパチの詳細な仕様や規則について説明すると難しくなるため、別企画で詳しく書ければと思います。
今回はかいつまんでP機との変更点のみの記載とします。
■主な変更点
(1)低確率の下限が1/320から1/350に広がった
(2)Cタイムという新機能が追加された
(3)筐体内で遊技球の循環が完結するようになった
新機能の「Cタイム」ですが、RWMクリア後はCタイムからスタートしますので運用時は注意が必要です。
それでは下記の表をもとに、導入予定の他のスマパチ2機種とも比較しながら見ていきましょう。
スマパチになり確率が1/350へ引き上がる事に対して不安の声も上がる中、ユーザー様が納得感や安心感を抱く要素としてRUSH突入率や継続率・通常当り後の時短回数などがあるかと思います。
こうした「納得感」や「安心感」が増す要素をより多く搭載することが、スマパチをユーザー様に触れてもらう為に必要であると考えます。
表を見て頂くとe仕置人は2機種と比較して突入率も高く、通常での当たりに時短100回を付けているバランスの取れたスペックになっていると思います。
また、スマパチからの新機能であるC時短の突入契機がRUSH後と通常当り+時短100回後の両方に付いているのもe仕置人のみになりますので、より多くのチャンスをもてる印象となり「安心感」や「納得感」に繋がるかと思います。
(e星矢やeルパンは通常当りにCタイムがついていない)
e仕置人は、初当りの57%でRUSH120回、RUSHの継続率もCタイム抜きで約80%ということで、ユーザー様にも馴染み深いV確変のロングSTのような機械です。
突入率や継続率が高いだけではなく、振り分けの半分以上が2000発、残りも1000発ということで、非常に安定感がありながらも大きく跳ねることが想像できるバランスの取れたスペックと言えるでしょう。
また、上記でも触れましたがRUSH非突入時の通常当り43%でも時短が100回もらえ、かつCタイムが付いてくる点も魅力です。
本機から枠が新しくなり、27インチ大型液晶や最新型スピーカーが搭載されています。
その中でも特に注目なのがハンドルです。
“人間工学に基づいて開発されたハンドルでストレスフリーに!!“という設計コンセプト+サプライズ新機能もあって、評価も高いと聞いています。実際に触ってみるのが楽しみです。
演出面でも、e星矢やeルパンはP機のスペック替え+αとなりますが、e仕置人は刷新されていますので、スマパチの中ではe仕置人が一番長期稼働の可能性があると予想します。
新枠や制限されたゲーム性に対して、ユーザー様の要望をどれだけ拾うことができているかが分水嶺かと思いますが、P機の仕置人は現在まで続く「時速」のトレンドを確立した筆頭だったと思います。
京楽様は、こういった時代に合わせたニーズを拾う実績が多くあるメーカー様だと思いますので、先行して導入される二機種とは別軸で選定すべきと考えます。
~最後に~
いよいよ4月からスマパチの導入が始まります。
これでスマパチ・スマスロの両方が店舗内に設置される事となります。
ユーザー様の回遊もP機⇔S機だけでなく、スマパチ⇔スマスロを行き来するなど細分化が予想されます。
現状ではスマスロのほうも満足いく台数を持てないホール様も多く、他店との差もそこまで感じられない状況だと思いますが、4月以降にスマパチ・スマスロ共に導入が本格化されると市場への影響も強まっていくと思いますので、中長期での視点でスマパチ・スマスロの導入を考えていく必要がありそうです。
現状はスマパチのちゃんとした新機種というのはe仕置人のみになるかと思いますので、e星矢、eルパンよりもe仕置人の動向や客層に注目して今後のスマパチ選定の基準にすることを推奨します。
スマパチが盛り上がれば今後さらにゲーム性や出玉性能を拡大した機種が出てくると思いますので、市場動向には注目していきたいですね。
それでは今回はここまでと致します。
次回もどうぞ宜しくお願い致します。
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