最新!ぱちんこプレイヤーアンケート結果
今回の調査結果をみると、なるほど!という点がいくつかあった。
(調査内容:一般パチンコ・パチスロファン向け 回答者総数2,416名6月6~7日2日間調査)
※ピーマップス×DMMぱちタウン調べ
まず1点目は
「必殺仕事人Vを打ったことがありますか?」の設問に対して
「今後打たない予定」の回答数の低さである。今後打たない比率5.5%という数字には驚きだ。当初、自分達が仮説でたてている数字よりも、「今後打たない予定」という回答数が異常に少ない。逆を言えば、関心のある比率がめちゃくちゃ高い。今まで、“必殺仕事人”というコンテンツは中高年層向けであったと思う。今回の必殺仕事人Ⅴは、まずはインパクトのある枠で想定していなかった客層にも関心を持たせ、さらに、遊技した結果、面白い!と感じ、再度、遊技していると思われる。もちろん、勝ち体験によりリピートしている遊技者(以下、プレイヤー)も少なくないだろう。どちらにしても、中高年層向けと思われた機械で、幅広い客層が遊技しているという点では、昨今ではないパターンだ。
そして、2点目は
“必殺仕事人Ⅴ”を今後も打つという数字と打たないという数字も想定外だ。
「おもしろいから今後も打つ」という数字だが、客層が広いなかで53.7%だから非常に高い!「おもしろくない。今後は打たない」という数字も若年層が遊技しているなかでの15.2%はかなり低い。これらの数字からホール様が強く意識すべきことは、“必殺仕事人Ⅴ”は想定よりもはるかに客層が広く、また打ちたいと思っているプレイヤーが多いということに対して、このチャンスをもっとうまく利用できないか。ということ。
今回のアンケート結果からも、遊技機に対しての見解がホール関係者とプレイヤーのなかで、遊技機に対して感じる格差が大きいことがわかる。環境や状況が悪化すると、人間は否定から入りやすいため、非常に危険だ。昨今のぱちんこホール業界は負のスパイラルに陥りやすいため、否定から入るのではなく、何か良い点はないか?とプラス材料を見つける癖付けをしなければならない。もっと、顧客視点にたった営業戦略を組む必要がある。
※ピーマップス×DMMぱちタウン調べ
3点目はやはり!という感じであった。
“必殺仕事人Ⅴ”への不満は「まわらないイメージが強い」ということのようだ。
※ピーマップス×DMMぱちタウン調べ
当然、プレイヤーの目線は様々だ。「おもしろくないから今後は打たない」と答えられた方の上位5項目は納得する。上の②~⑤についてはすぐに対策できるものではないが、①の「回らないから打たない」においては、すぐにでも対策できる。どんな話題機種も導入3週目くらいから、ホール間での稼働格差が大きく出てくる。我慢できる店舗と我慢できない店舗にわかれる。5月GW明けから、ぱちんこは悪くはないが、スロットのほうが微妙という声を耳にすることが多くなってきた。スロットも旧基準機の動きがイマイチで、今までスロットが良かった分、落ち幅も大きいと感じやすい。今後もスロット部門は非常に大事だが、ビジネスとして考えなければならないのは、伸びしろのあるポジションの強化→育成である。昨年のMAX撤去から売上も大きく落ち込む中で、4円ぱちんこの強化&育成は必須だ。たしかに、4円ぱちんこ部門もラクではないが、20円スロットへの将来への不安や、20円Sと4円Pの両方を遊技するプレイヤーの増加などを考慮すると、今までは諦め感の強かった4円Pも客数(稼働)UPができている店舗が増えている以上、力を注ぐタイミングである。同時に、せっかく流れがよくなっている4円ぱちんこの流れを止めたくはない。6月→7月→8月とよい流れをつくるためにも、プレイヤーの不満をホール様の努力で消しておきたい。非常に大事な時期である。信頼ある、安心感のある営業により、4円ぱちんこ復活を成し遂げる店舗とそうでない店舗にわかれる後半戦を迎えることになりそうだ。
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