CR必殺仕事人V 市場状況報告

登場前から話題となっていたCRぱちんこ必殺仕事人Vが市場に投入された。
ぱちんこ業界においては定番のキャラクターと思われている必殺仕事人だが、ぱちんことしての登場は実に5年ぶり。ぱちんこメインターゲットと思われる中高年層には求められるコンテンツだけに、市場での状況には注目が集まる。
早速ではあるが、導入週の状況をお伝えしたい。

設置状況
東京繁華街。総設置台数は9,000台弱の激戦区。必殺仕事人V登場週4日目の状況をレポート。
このエリアにおける今週の新台導入は設置台数の2.5%。内訳は、ぱちんこ74%、スロット26%とぱちんこ中心。ぱちんこの内61.2%が必殺仕事人Vの導入であり、ほぼ必殺仕事人V中心の新台入替となっている。
このエリアはぱちんことスロットの設置比率がほぼ50:50のエリアであり、スロットの人気が高いのが常。13時~15時の時間帯に見て回るが、必殺仕事人Vの導入ということもあり全客数に対して、ぱちんこ客数比率は54%程度となり、ぱちんこが盛況。
必殺仕事人Vの導入店舗はぱちんこ設置店舗の65%。設置台数比率は全ぱちんこのうち2.9%。これに対して客数比率は8.4%。支持率は実に294.7%。北斗の拳7登場時より高くなっている。初週の設置台数が少ないことが大きいが、人気の高さが伺える。

部門客数状況
前回北斗の拳7登場時から比較すると、このエリアにおいては北斗の拳7の客数比率が最も減少。新台を好むファンが移行したと思われる。北斗の拳7に続いて客数比率の減少が見られたのが1円ぱちんこ部門。通常は1円を遊技しているようなファンも必殺仕事人Vの登場で移行した傾向があるようだ。中高年層が最も遊技を行う1円ぱちんこ部門だけに、必殺仕事人Vは心を動かされるコンテンツであったのだろう。
その他各部門からの移行は見られるが、懸念されていた海物語部門からの移行はさほど見られない状況であった。

設置場所
設置場所の状況を見ると、このエリアの一番店は店舗奥に設置。またフロアも分けて導入していた。一番店だけに、奥まで誘導できるという考え方からだろう。それ以外の店舗では常に新台を設置する箇所、もしくはメイン入口周辺となっている。やはり設置場所は店舗の序列によって決めるべきであり、一番店等上位店舗は短所是正にて店舗の弱い場所。それ以外は賑わいを見せるためにメイン入口周辺が妥当といえる。
今回の必殺仕事人Vは鉄道の中吊り広告や街中にも広告がある。これらの広告を見たファンが来店した際にすぐわかる場所ということも必要な考えとなるだろう。
また、これだけ目立つ枠もなかなか無い。店舗の中で目立つ場所である突き当たりの壁島への設置を行っている店舗は実に目立っていた。また、他機種との見栄えがあまりに異なるので、ボックス構成を行っている島の見栄えが他機種と構成している島と圧倒的に異なっていた。

販促状況
同様の考えで販促活動も外部中心に行うことが必要。このエリアにおいても店舗外観を中心に販促を行っている店舗の稼働率が高かった傾向にある。
外側では必殺仕事人Vが導入していることを認知させ、店内ではどこにあるのかを誘導することが重要な施策となるといえる。
内部の装飾を積極的に行っているところもあるが、枠が派手であり、島上のバナー装飾は目立つが幕板等に装飾を施しても目立たない。店内の労力は店外にかけるというのが今回必要な考えと思われる。

懸念事項
懸念されていたコールランプへの対応、紙幣投入に関してはさほど混乱は見られなかった。最も高稼働のドル箱を使う店舗においては常にスタッフが島の内部を巡回しており、ドル箱の中の玉の量を常にチェックしており、コールランプを押す前に積極的に対応していたのが印象に残った。玉詰まり等のトラブル時にも、困ったそぶりを見逃さないような対応もあり、ここ最近忘れられていた、プレイヤーとスタッフの交流があり、実に良い雰囲気があった。

運用状況
このエリアの高稼働店舗の運用状況を実際に遊技を行い試してみる。千円当りのスタートは17~19回程度。導入当初の話題は比較的甘いとのこと。人気機種ゆえに空席もなく粘る可能性が高く売上が上がりにくく利益確保は困難となることがあるが、これは人気機種の宿命といえよう。高年齢も遊技するコンテンツの機種だけに長期運用を行いたいだけに無理な使い方は避けたい。
高稼働店舗においては必殺仕事人Vを運用するための利益の補填先も用意している。導入機種の利益を全て導入機種で補填するという考えも当てはまらない機種といえよう。
店舗全体を考えて運用する必要がありそうだ。

市場を賑わす必殺仕事人Vの登場。暗い話題の多い業界内での人気機種の登場は明るい話題に他ならない。また、新機種登場以外で市場を活性化させるのは困難な時代背景だけに、話題機種登場のタイミングは極めて大事にしたい。もちろんその話題機種自体もである。

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