パチンコマシンレビュー 2017年7月
話題の機種をスペシャリストたちが独自の目線で徹底レビュー。
パチンコ4大機種レビュー
総合評価
機種名 | トータルスコア(60点満点) |
---|---|
CRぱちんこ魔法少女まどかマギカ | 43 |
CR攻殻機動隊S.A.C | 32 |
CR交渉人真下正義 | 32 |
CR魔法先生ネギま! | 32 |
レーダーグラフ
スペック
CRぱちんこ魔法少女まどかマギカ
スコア 7点
1種・2種タイプのミドル。吉宗よりも突入率が良く安心スペックに近い。
CR攻殻機動隊S.A.C
スコア 6点
1種・2種タイプのライトミドル。初当たりは南国育ち羽根のようなゲーム性ジャッジメント発生確率をもう少し甘く回転体を辛くした方が遊べたかも
CR交渉人真下正義
スコア 6点
突破型のライトミドル機。009RE CYBORGのやや弱いVERといった感じ。
CR魔法先生ネギま!
スコア 7点
1種・2種タイプのライトミドル機。時短時のどきどき感を感じさせる時短回数配分が見どころ化も。
ゲーム性・演出
CRぱちんこ魔法少女まどかマギカ
スコア 7点
パチスロでも使われていた馴染みのある楽曲たちと高継続率を誇るRUSHをホールで味わうのが楽しみ。
CR攻殻機動隊S.A.C
スコア 7点
液晶の奥から出現するジャッジメントルートの斬新さと面白さには多くのユーザーが反応すると思われる。
CR交渉人真下正義
スコア 4点
知っているコンテンツではあるものの、特筆して惹きこまれる要素をあまり感じることができなかった。
CR魔法先生ネギま!
スコア 6点
演出的にもスペック的にも面白そうなのだが、肝となる1/8.9という確率には若干ハードルの高さを感じてしまう。
コンテンツ
CRぱちんこ魔法少女まどかマギカ
スコア 7点
TVアニメから始まり様々なメディアに展開。2013年発売のスロットが人気機種となり、業界内認知度は非常に高い。
CR攻殻機動隊S.A.C
スコア 5点
2002年CSで放送されたアニメ。原作とはストーリーやキャラ設定が異なるため、第三の攻殻機動隊とも呼ばれる。
CR交渉人真下正義
スコア 5点
人気TVドラマ「踊る大捜査線」のスピンオフ映画。事件を解決へと導く犯罪交渉人にスポットをあてた物語。
CR魔法先生ネギま!
スコア 5点
2003年から約9年間連載された少年漫画。主人公のネギを中心にラブコメ、バトルなど様々なストーリーが展開される。
筐体・ギミック
CRぱちんこ魔法少女まどかマギカ
スコア 7点
真っ白い専用筐体を使用でホールで目立つ。上部に配置されたキュゥべえの顔役物があり、アツい演出時には目を光らせて出現!一見の価値あり。
CR攻殻機動隊S.A.C
スコア 5点
「ジャッジメント」「ファイナルジャッジメント」時の透過液晶奥クルーンはなかなか面白い演出!
CR交渉人真下正義
スコア 5点
役物のパトカーのランプがクルクル赤く光る演出とランダム入賞のゴチポケットに目が離せない!
CR魔法先生ネギま!
スコア 4点
復活チャンス・チャンスタイムラストのカモ君役物でフルコンプリートの期待が大!瞬き発生は脳汁ポイント!ただ少し地味な感じ。
市場性
CRぱちんこ魔法少女まどかマギカ
スコア 7点
「まどマギ」がメジャー版権と化し、9月の集客の軸となり得る。賑わいを作り、若年以外の年代も採り込みたい
CR攻殻機動隊S.A.C
スコア 4点
導入時期が重なった1種2種混合タイプの中では、固有の魅力を打ち出しづらく、良くも悪くも新機種の1つという範疇
CR交渉人真下正義
スコア 6点
閑散期を迎える中での導入はややマイナスだが、数少ない大型版権で、若年~中高年層を広く集客できる点はメリット
CR魔法先生ネギま!
スコア 6点
版権がマニア的人気を博すことに加え、スペックの独自性が高く、少数ながら固定ファンを獲得できる可能性はある
ホール温度感
CRぱちんこ魔法少女まどかマギカ
スコア 8点
スペックもよいし、専用枠も目立つため、若年萌えプレイヤーだけでなく、中高年層も遊技する。
CR攻殻機動隊S.A.C
スコア 5点
コンテンツとしては狭い客層からの支持のため、同時期の販売機種と比較すると、見劣りしてしまう。
CR交渉人真下正義
スコア 6点
この時期で唯一、中高年層から支持されそうなコンテンツであることは魅力的だが、ミドル機種ではない。
CR魔法先生ネギま!
スコア 4点
この時期の販売機種では、最も集客できないコンテンツであるため、バラエティコーナーで活躍か?
グラフ
総括
スペックから見る支持層分析
CRぱちんこ魔法少女まどかマギカ
最近の新機種はほぼ1種・2種タイプと小当たりRUSH機に支配されていると言っても過言ではない中で、RUSH突入が吉宗に比べてやや良いことからファンに安心感ととっつきの良さを感じさせれれば稼働貢献できる可能性は高い。役物時短中の疑似ST機変動が受け入れられるかどうかがポイント。
CR攻殻機動隊S.A.C
個人的には南国育ち羽根の初当たりから2種役物で抽選を見せるタイプは好きなので好印象。ただこちらはライトミドルタイプという事で、ジャッジメントつまり役物抽選の契機となる小当たりの発生確率が1/160とやや渋いのが懸念材料。うまく通常時のゲームを飽きさせないように持って行けてればこういったメカ式役物ファンは飛びつく可能性は高い。
CR交渉人真下正義
このスペックを見てすぐに009RE CYBORGを思い出しました。大変に過酷な機種で、ある意味MAX機よりもきついイメージを持つ009と比較して、初当たりに関してはほぼ同等だが、右打ち時に継続率がやや弱い、しかしTYが大きいという差異をファンがどうとらえるかというのがポイントだと思いますが、現状初当たりからの突入に低い機械はファンが食傷気味なのでその点が懸念材料となりそうです。
CR魔法先生ネギま!
1種・2種タイプですが・特図2の記憶が1個のみという時点で継続率は期待できません。しかしながら、時短回数の分岐振り分けが多く、役物時短の1回転・1回転を大事に取り扱っている節があります。又“Vの試練”という液晶当たりと別口の当たり経路は攻殻機動隊との類似性をやや感じますがどういった抽選演出を持っているかがポイントとなりそうです。
導入後の営業ポイント1
CRぱちんこ魔法少女まどかマギカ
演出が丁寧に作られている印象で、「まどマギ」ファンから強く支持され、賑わいを作ることができる。独自性の高いスペックも考慮すれば、若年以外の年代にも注目が集まる可能性があり、ある程度まとまった台数でコーナーを形成して、中長期的な運用を視野に入れたいところ。
CR攻殻機動隊S.A.C
機種自体は比較的オーソドックスな作りであるが、複数の1種2種混合タイプがバッティングする状況下では、逆にファンにアピールできる材料が少ない。中年層を対象とした新機種の1ラインナップと位置付けた、バラエティ内での運用が妥当と言える。
CR交渉人真下正義
「ルパン三世」のテイストを随所に採り入れているが、ここ最近のファンの反応を見ると、これに対してマンネリ感が生じつつあることも事実。基本的には版権の知名度を活かしながら、パチンコファン全般を集客し、短期での粗利確保に努めていきたい。
CR魔法先生ネギま!
出玉・連荘性能という面で不安は残るが、「まどマギ」と同様、旧1種では実現できないギミックが多く、スペックの独自性は高い。版権自体も若年層に根強い人気があり、少数ファンのマニア的な支持を獲得することにより、細く長くの運用は見込める。
導入後の営業ポイント2
CRぱちんこ魔法少女まどかマギカ
コンテンツ力も高く、専用枠で目立つため、粗利重視だろうが、稼働重視だろうが、新台良い場所に設置して、新台プレイヤーの回転率を高めて狙っている数字の最大化を高めたいところ。
CR攻殻機動隊S.A.C
仮に、4台導入する場合、ミドルコーナーに4台並べて使うことがセオリーだが、最近増えている、2台2台設置(2台ずつのコの字設置)として使ったり、あえて、バラエティ活性化で使うのもあり!
CR交渉人真下正義
導入台数が10000台と多くないので、セオリー通り、新台コースの活性化やバラエティコースの活性化で使う。ライトミドルアピールよりも、ミドルコースの活性化を目的として使ったほうが良い気もする。
CR魔法先生ネギま!
4円ぱちんこバラエティコーナーの活性化で使うのがセオリーではあるが、1円ぱちんこ若年層プレイヤー獲得を目的として、最初から、1円ぱちんこコーナーに導入するのも面白い使い方だと思う。
株式会社ピーマップス