7月8月9月の対応力!
今のところ、1月~6月までは市場を動かすことができるぱちんこ新台(5万台クラス)の市場投入はゼロだった。特に、ミドルタイプで市場を動かす新機種がなかったので、ミドルタイプの稼働は下がり、シンフォギア効果もあってライトミドルが良く見えた半年だったと感じる。ただ、来月には市場を動かす(瞬発力の高い)ぱちんこ新台「ウルトラセブン」が市場投入され、9月には「北斗無双2」が登場するうえに、久しぶりの話題機登場で枯渇感を埋め、市場を大きく動かすだろう。そのため、この7月~9月で何かしらの結果を出しておきたいところだ。
今年はスロット機械代が自然と抑えられているので営業利益は残せているだろうが、チャンスあるときに、確実に、高単価の客数を競合店から獲得する仕掛けを実施していかなければ想像以上の売上ダウンを目の当たりにするだろう。意識しておきたいのは「売上季節指数の高い時期での高単価プレイヤーの獲得」ではあるが、ぱちんこの話題機種が市場投入される際にはスロット部門の客数ダウンが起こりやすい。店内移動であればよいが店外移動が大きいと投資効率の悪い最悪パターンを引き起こすことになる。よって、7月~9月は店内移動を想定しながらも、できる限り、20円スロットの客数(売上、稼働)維持のための仕掛けが重要となる。これをやりきっている企業(店舗)とできていない企業(店舗)では大きな格差が生じるタイミングであることは言うまでもない。
7月~9月における3つのシナリオ
【最悪パターン】
店内移動だけでなく、店外移動も起こり、店全体の客数ダウン
(特にスロット部門の大幅ダウンは致命傷)
【ノーマルパターン】
店内移動は起こったが、店全体の客数は維持or微増
(スロット客は自店のぱちんこを遊技するなど、外部への流出は防げた)
【成功パターン】
店内移動が起きながらも
ぱちんこ部門の客数UPができて、スロット部門の客数維持(UP)が実現できた。
(4円Pと20円Sの総客数が大きく増えた)
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