ロスが増える時代!

今週は大手企業の幹部の方々と話をする機会が多かったが、話題は「働き方改革」「組織変革」「人材育成変革」が中心だった。時流のテーマであり、先を見据えている企業であれば、「人財」が議論の中心になることも多い。毎年、毎年、人手不足になることは見えているからだ。ある研究機関の推計データによると、2025年(これから7~8年後)には国内で583万人の人手不足に陥るようだ。営業をしたくてもオープンできない店が出てくるかもしれない。今はなんとかなっても、数年後には大問題となる重要テーマであっても、力を入れている企業とそうでない企業とがある。そして、その格差が広がっていることがどれだけ怖いものなのかを認識している企業が少ないことに驚く。日頃から「人財」について触れている企業では、社員のモチベーションが高く、生産性も高い。スタッフのモチベーションが低く、生産性の低い企業では、そのロスの大きさは計り知れない。さらに、興味深いのは、人財育成に力を入れている企業では、稼ぎ頭であるスロット部門の強化を中心軸に置きながらも、ぱちんこ部門の強化にアクセルを踏み込みつつある。業界の多くの人が、スロットに目を向けている今だからこそ、ぱちんこ部門の活性化チャンスだ!と語る経営者も増えてきたし、ぱちんこ部門活性化は中長期戦略でなければ成果を出せないことも理解しているので、今年から再強化に踏み込む幹部も増えてきている。そこの目を向けられていない、踏み込んでいない幹部がいるならば、かなり危険かもしれない。

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