増収増益思考!
先週、お伺いした企業様は経営者と話をする機会が多かったが、いくつかキーポイントとなりそうなテーマがあった。
☆ 減収増益 or 増収増益
☆ 機械代削減 or 機械代をかける
☆ 販促費削減 or 販促費をかける
減収増益 or 増収増益
今年はスロット部門での機械代がかからないので「減収増益」を見込んでいる企業は多い。そのような中で、「増収増益」を見込んでいる企業(店舗)がそれなりに存在する。「減収増益」思考による営業戦略と「増収増益」思考による営業戦略では雲泥の差があることは言ううまでもない。現時点における「増収増益」思考の営業戦略は「旗艦店舗の集客最大化」や「高貸し玉部門の集客最大化」を意識した営業戦略が組まれている。
機械代削減 or 機械代をかける
全国的には、スロットの機械代だけでなく、ぱちんこの機械代も落とすという流れにある。機械代を下げて出玉に還元し、稼働を上げるというシナリオなのだが、昨今、薄利営業しただけでは稼働が上がりにくいこともわかっている方は多いだろう。薄利営業するポジションが悪いケースもあるだろうし、設置規模の問題もあるだろうし、自店以上に競合店が動いていることが要因で稼動が伸びないことも多い。毎年、環境が変化しているわけだから、微調整する力が現場に求められる。今年は、20円スロットでの業績UPにも限界があると考え、4円ぱちんこ部門での昨年対比アップを目指している企業(店舗)が想像以上に多い。つまり、目的をもった機械投資を4円ぱちんこで実施していくというシナリオを持っている企業(店舗)が増えているということだ。競合店が機械代を下げて薄利営業する戦略を無視するわけではなく、自店は競合店以上に機械代を目的をもって、意識して上げていくことで差をつけるという戦略だ。似た戦略を練る店舗が多い時は費用対効果が下がりやすいが、昨今は4円P投資型戦略を練る企業(店舗)が減っていたので、今年は4円P業績UPに再チャレンジすることに価値があると考えている企業(店舗)が増えているのは必然であり、格差が生まれそうな1年になりそうだ。
販促費削減 or 販促費をかける
販促費もイベント&販促規制があって以来、最小限で維持してきたわけだが、チラシ配布など紙媒体での販促に大きな変化があるわけではない。しっかりとWEB販促も進んでいる。費用対効果が高いのであれば規制内での来店イベントもありだろう。ただ、昨今は店内を盛り上げることのできる設備投資をされているケースが増えているが、これら空間演出費(設備投資)を販促費として考えている企業が増えていることは間違いない。だから、モデル店視察も増えている。今も昔も、好調な企業の多くは、たびたびモデル店視察をしているわけだが、やはり、現場を見て感じるというアナログ法が最強と言えるかもしれない。
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