増台というイベントを練り直す!

日々、全国各地で「増台」というイベントが行われている。とにかく、増台を目にすることが増えている。「20円スロット増台」や「1円ぱちんこ増台」といった増台は繁忙期前に見ることが多いが、機種での増台は時期に関係なく頻繁に見ることができる。なかでも、一番多い増台機種は「ジャグラー」だろう。「20円スロットでどこを強化したいですか?強化していますか?」と質問した際に数多くの店長が「ジャグラー」と答える。ただ、「ジャグラー増台」というイベントは実施店舗も異常に増えているし、設置台数も多いため、出してる感が伝わりにくい状況下にある。注意というか、意識しておきたいのは、これだけ多くの店舗が「ジャグラー強化」をしていると、スロットプレイヤーも飽きている感が強く、瞬発力もなくなっているため、シラケている店舗も多くなっているという事実だ。今はホールの想いとプレイヤーの想いが上手く重なっていないタイミングなのかもしれない。もちろん、競合店が「ジャグラー増台」実施していて、自店が何もする必要がないというわけではなく、ジャグラー育成の考え方を再度リセットする時期にあるように思う。ジャグラーの稼働UPは「増台+薄利営業」だけではなく、店舗のチカラによっては「減台+薄利営業」のほうが得策のケースもある。

話は変わるが、今週、ジャグラー増台イベント頻発エリアで、少数台数の「沖ドキトロピカル増台」を実施している店舗を見たが、「沖ドキトロピカル」に空き台がなかった。偶然かもしれないが、「沖ドキトロピカル増台」を今の時期に実施する店舗は少ないからこそ、プレイヤーが反応しているようにも思えた。「沖ドキトロピカル増台」で「沖ドキ」も高稼働状態にあった。やはり、イベントは飽きられるものであり、同一のイベント供給量が多くなると、反応が悪くなるので、その当たり前のことを意識して、再度、増台イベントそのものを練り直す必要がありそうだ。

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