広げるよりも絞る!

10月~11月は企業全体における来期数値計画(1月~12月)の詰めに入っている時期。なかには、9月の終わりには来期の数値計画が出来あがっている企業もある。来期数値計画作りが早い企業では12月~1月の繁忙期計画(仕掛け)が10月中旬には80%くらいは出来あがっていて、あとは機械構成を直前までに完成させるだけという流れ。やはり、計画的に動く企業(店舗)とそうでない企業(店舗)では成長スピードに差が出てしまう。昨年あたりから、この“準備の格差”がますます広がっているようにも感じる。通常の会議では、細かなアクションプラン(仕掛け計画)が中心となるが、3店舗前後の企業であっても、最低年1回は企業としての戦略アクションプランを練り、ブランディングや強化店舗イメージ、年間会議計画などを決定していく必要がある。これが根本にありながら、毎月の細かな動きを入れていかなければ、勝てるゲームにも勝てなくなる。今まで勝てていたとしても、これだけ、市場が厳しく、規制の変化が激しいと、逆転現象も起きやすい。3番店が1番店となり、1番店が3番店以下になる。今年はそのような光景を少なからず目の当たりにした。来年は今年と何かを変えなかれば、格下げになる店舗も多いだろうし、何かを変えれば、格上げになる店舗も多いだろう。実は拡大志向よりも絞り志向を重視したほうがよい店舗は多い。新しいことをやり過ぎて、グダグダになっている営業になったケースもあるからだ。このような店舗では“何に絞るか”“何を止めるか”が重要戦略になる。会議も内容の薄いものが多いとモチベーションが下がる。会議内容や会議回数、会議時間を変える必要がある。1回あたりの会議時間はできる限り短くしたほうが生産性も上がる。止めるべき会議もあるだろう。新しいことをやるのはよいが、やることが多すぎてグダグダにならないように注意したいところだ。

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