今年の12月末は何で勝負するか!?

4円ぱちんこ部門では主力機種が分散傾向にある。北斗無双?牙狼翔?エリアや店舗によって主力機種が異なる。これは珍しい状況だ。ここ数年は牙狼1強で、そこにルパン、慶次、北斗、エヴァあたりがサブ機種として存在してきた(海物語の場合、4円ぱちんこで活躍している店舗が一部の繁盛店に限られるのでここでは触れない)。

コンテンツ力の高い北斗も牙狼も支持されてきた機械だけにファンも多い。それゆえに、魅力あるスペックでなかった時、「これは北斗ではない」「これは牙狼ではない」とファンは納得しないため、昨今の新台長期運用は難しい。なんだかんだ、ぱちんこもスペックは大事だ。

歴史を振り返ると、出玉性能の高いスペックが当たったときには、利益貢献度だけでなく、その市場において逆転現象が起こることが度々あった。地域1番店が2~3番店に下がり、地域2~3番店が地域1番店になる。通常では起きなかったことが起きたりするのである。これから来年にかけては、今までとは異なるぱちんこビジネス構造となる。前倒し認定、みなし機撤去、スロット新台導入の極端な少なさ、高射幸機の撤去などが襲い掛かる。このように重大な対応が多発するとき、市場構造が大きく変わるわけだが、自店の仕掛け次第ではピンチがチャンスにも変わる!今年の12月も中旬以降で様々な仕掛けを競合店はやってくるだろう。4円Pリニューアルなのか?20円スロットリニューアルなのか?低貸し営業リニューアルなのか?そんな状況下、話題の新台は少ない。スロット新台はないに等しい。

話題のぱちんこ新台は大海?慶次?あるいは、ある情報サイトに未確認情報として載っていたウルトラセブン?今回のウルトラセブンは1撃3000発らしい?ある個人コンサルのブログには年末のイチ押し新台として記載されていた。たしかに、慶次はルパンや北斗、エヴァ、牙狼同様に毎年販売されて飽きがきているのもわかる。ウルトラセブンは12年ぶりらしく、最近の京楽ミドル機種は当たっているので気になるところ。さらに、今年は秋以降に話題機種が少ないので、年末最後のスペックが尖ったウルトラセブンの瞬発力に期待をしてしまう。久しぶりのコンテンツで、しかも尖ったスペックは当たるとデカいので勝負する繁盛店や大型店も出てきそう。どちらにしても、今年の12月から来年2月までの3か月間はかなりの勝負期間となることだけは間違いない。

プレイヤーの遊技スタイルも変わってきている。ぱちんこ遊技単独プレイヤーとスロット遊技単独プレイヤーはともにへ減少し、ぱちんこ&スロットの両方を遊技するプレイヤーが増加し、回遊率が高まっている。スロット集客にはぱちんこ集客も大事であり、ぱちんこ集客にはスロット集客が大事だ。特に、12月~2月は高単価プレイヤーをしっかりと確保したい時期でもある。

※ 当サイトで使用しているホールや機械の画像はすべて許可を取り撮影し、掲載しております。

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