回遊性が高まっている!だからどうする?

9月のぱちんこ新台でそれなりによい結果を出したのは“CRまどか☆マギカ”だけだったのではないだろうか。さらに、“CR牙狼GOLDSTORM翔”の稼働低下も目立ってきている。ということはお客様(プレイヤー)がほかの機械を遊技する頻度が上がっているということになる。もちろん、来店頻度や遊技時間も下がっている。

回遊分析をしている企業のコメントには、「ぱちんこ⇔ぱちんこの移動」だけでなく、「ぱちんこ⇔スロットの移動」も活発化していると記載があった。これは市場に柱となる中心機械がなくて、話題機種が少ないために当然起こる現象なのだろう。ただ、回遊性が高まっていることは悪いことばかりではない。今はプレイヤーが動きやすい環境下にあるわけだから、自店が競合店以上の仕掛けを実施すれば、厳しい時期の中でもよい結果(集客)を得るチャンスがある!ということにもなる。「ぱちんこ⇔ぱちんこでの動きが活発化」「ぱちんこ⇔スロットでの動きが活発化」というなかでは、様々な動きがあるだろうが、なかでも、「高単価ぱちんこ⇔高単価ぱちんこ」「高単価ぱちんこ⇔高単価スロット」という視点は強く意識しておきたいところだ。

客数が減りやすい時期に単価の高いプレイヤーが競合店へ移動することは何とか防ぎたい。入替集客でいえば、単価の高いぱちんこ新台の瞬発力(単価の高い機種から単価の高い機種への移動)には注目しておきたい。

10月はスロット新台がないだけに、単価の高いぱちんこの新台集客がそれなりの成果を上げるのではないか?入替集客以外で耐える仕掛け(遊技時間を長くする仕掛け、来店頻度の高める仕掛けなど)を計画できているか?10月はそんな角度(できた店舗とできていない店舗の集客差)からも観察してみようと思う。

※ 当サイトで使用しているホールや機械の画像はすべて許可を取り撮影し、掲載しております。

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