スピード化!そして、見える化!

先週、8月23日~25日に船井総研最大の経営戦略セミナー(研究会全国大会)が開催された。全業種で3日間の来場者が6,000名を超える規模の集まりで、多くの大物ゲスト講師から、学びのシャワーを浴びることのできる3日間だ。会場内をドローンで撮影したり、レッドカーペットから講師が登壇する演出があったりと、セミナーの迫力は強烈だ。来年以降も毎年8月に開催されるので、参加されたことない方は来年の8月に参加していただきたい。
今回のセミナーにおいても、高収益ビジネスモデルの話が数多くあった。ある大物ゲスト講師の方は、「できないことを自分たちでやろうとせず、外部に任せて、いかに時間短縮、スピードUPができるかが大事だ」と言っていたが、その通りだと思う。好調企業ほど、生産性が高いわけだが、自分たちだけで無理にやろうとしない。無理やりやろうとすると効率が悪いだけではなく、やっている側のモチベーションも大きく下げる。今は人不足の時代だ!人不足の時代でありながら、従業員満足度と顧客満足度を上げなければ生き残れない時代へと突入した。気合いと根性は大事だが、限界がある。それを理解したうえで企業のトップや営業(店舗)のトップは戦略・戦術・戦闘を練りこむ必要がある。別の大物ゲスト講師の方は「シンプルなデータ化と見える化が大事で、クローズな企業ほどダメになる」という話があった。これについては決して難しいことではないように感じるが、まだまだ、下記のような企業が多い。皆さんはどうだろうか?

■時間をかけて自分たちだけでやろうとする→結局はできていない(仮にできたとしても、長時間かかっているので費用対効果が悪い)。
■データ化できていない(仮にデータ化されていてもわかりにくい、または使えないデータ化となっている)→現時点における課題の本質が見えておらず、対策が打てていない。
■オープン企業ではなくクローズ企業である(社内でのクローズも多い)→見える化が進んでいなので従業員不信が増している。

これらはいずれも、すでに苦戦している企業や、これから苦戦が予想される企業の特徴だそうです。

※ 当サイトで使用しているホールや機械の画像はすべて許可を取り撮影し、掲載しております。

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