JPSのPBパチスロ第3弾。なんと6社共同開発!

6月21日、上野のパークサイドホテルでJPSによる新機種発表会があったそうです。JPSはすでに日電協を脱退していますが、脱退以降はホールと組んだPB機を定期的にリリースしています。以降、便宜上このシリーズをオリスロシリーズと呼びます。

 

今までは安田屋(YASUDA)岩下兄弟(モナコパレス)ジョイパックレジャー(プレゴ)などが参加しておりましたが、今回はコンチェルト(コンサートホール)ザ・シティ(ザ・シティ/ベルシティ)そしてなんと九州のタイラベストビート(ワンダーランド)の3社とメーカーのJINおよびJPS。さらにもう一社非公表のホールを併せた合計6社による同一型式機種の開発となっております。

 

6社共同開発というのはちょっと聞いたことがないのですが、同一型式でそれぞれコンサートホールが「タマどき!」シティ系が「BELLE CITY」、ワンダーランドが「SLOT WONDER AGENT」、JINが「花娘」、JPSが「どきすろ」とのことで、なかなか混乱しそうです。

 

PB機といえば「ダイナム」の「ゴラク」シリーズがおなじみです。先日も「京楽」およびホールの「ニラク」が組んで冬のソナタのPB化をしておりましたが、あちらはすでにある台のリソースを使ったPBなのでメーカーとしては手間があまりなく、しかも完全受注生産なので在庫リスクもなし。オマケに広告費も要らないと、かなり理想的な形になっておりました。

 

一方でJPSのオリスロシリーズは共同でゼロベースからの開発です。受注生産及びコストカットのメリットはゴラクシリーズと同様ですがプレス向けの発表会でのホール側の発言を見ると「ホールが機械づくりにチャレンジする」という側面もあるとの事。こういうチャレンジは非常に面白いと思います。ちなみにゲーム性は沖ドキです。

 

JPSは5号機黎明期を支えたかなり面白いメーカーでした。確か「ナースウィッチ小麦ちゃん」でデビューしたあと、「アストロ球団」や「ダイナマイトマン」を生み出し、「2027」で一気呵成に中堅メーカーと呼ばれるようになったあと、残念ながらヒット作に恵まれずに徐々に沈んでいったイメージがあります。低迷していた時代も「走れメロス」や「どんまいちゅーた」など、独特の世界観を持つ機種を定期的にリリースし、一部で根強い指示を受けておりました。もうちょっと万人受けする機種でヒット作が生まれていれば……と、たらればの話をしても仕方ないのですが、つい思ってしまうメーカーです。

 

日電協を離脱した時にはいよいよ歴史に幕が降りたかと思いましたが、今は別に日電協に加入してないと絶対に特許プールを使えないわけでもないので、こうやって別の形でチャレンジを続けるメーカーというのが、生まれても全然おかしくはありません。

 

JPSならではの面白い台の開発を、今後も期待しております。

 

JPSのオリスロシリーズ第3弾は各ホールごとに納期が違います。ワンダーランドで7月初旬。シティ系列には8月。コンサートホールには9月から10月に入荷との事。なお今回はJINおよびJPSの台は全国に向けて出荷されるようなので、ファンの方は久々にJPSの新作を触るチャンスが来るかもしれません。期待して待ちましょう。

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