新内規で『必殺』シリーズはどう変わった? P必殺仕置人!

7月22日、京楽の新内規対応パチンコ第一弾として「P必殺仕置人」がリリースされます。

 

仕置人。これは1973年にTBS系列で放映されたドラマシリーズで、前作『必殺仕掛人』の世界観を一部引き継いだ、必殺シリーズとしては2作目にあたります。ちなみにシリーズの原作・原案になっているのは浅草の文豪・池波正太郎先生が描いた『仕掛人・藤枝梅安』シリーズですが、ドラマ『必殺』シリーズと原作の『藤枝梅安』は2作目の『仕置人』から早くも袂が分かれた感じで、物語の印象はかなり変わっております。

 

私も必殺シリーズが大好きなのですが、中でもお気に入りがこちらの『必殺仕置人』です。ご存知藤田まこと演じる中村主水が初登場するのはもちろん、主人公である念仏の鉄のかっこよさといったらもう、筆舌に尽くしがたいものがあります。念仏の鉄と聞いてもピンと来ない方もいらっしゃるかもしれませんが、チョキ型に軽く曲げた指で相手の胸骨をへし折る、レントゲン写真を使った仕置シーンには見覚えがあるかも知れません。そしてなにより未だに語り草になっている、ドラマ史に残る衝撃の最終回……。ちょっとネタバレになってしまうので詳しくは言いませんが、気になる方はDVDが出ているのでそちらでご堪能あれ。です。非常に面白いのでオススメです。

 

そしてそんな仕置人ですが、今回リリースされる「P必殺仕置人」は高継続を売りにする、必殺シリーズとしては久々の(お祭りわっしょい以来の?)ST機になっております。去年緩和された内規に対応する、京楽としては第一弾の新内規対応パチンコです。パチンコはこの所規制緩和が続いていてかなりごちゃごちゃしておりますが、分かりづらかったら「継続率に関する規制が多少ゆるくなった」と解釈すればそんなに外れておりません。ただ総量規制はそのままなので出玉スピードはお察し……と思いきや、こちら「必殺仕置人」は動画を見る限り時間効率も良さそうな感じで、実際ティザームービーでも「時間効率」を推している節が見受けられます。どのくらいになるのか数字は実際に発売されてからの検証待ちになりますが、計算上は規制ギリギリの数字を実現しているそうで、なり攻めているようですね。

ちなみに継続率は85%。ただしラウンドは3Rもしくは10Rになります。最大出玉1500発で継続率の高さは新時代を感じさせてくれます。

 

好きなシリーズの最新作なのでかなり期待していて当たり前なのですが、それ以前に純粋にパチンコファンの一人として、京楽の新内規の実力を早く味わってみたいな……と思っております。

 

リリース開始は7月22日から。全国のホールに順次導入予定。販売台数は5万台を予定しているそうなので、今からドラマを見返しつつ楽しみに待っておきましょう。

※ 当サイトで使用しているホールや機械の画像はすべて許可を取り撮影し、掲載しております。

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