～ 前向きなホール経営陣と再会したの巻 ～

　仕事柄ホール様の経営陣と話をすることがあるのだが、ほぼ聞こえてくる話は皆様ご想像の通り。

「　先が見えない！」
「　打つ手が見つからない！」
「　どうしたらいいのか？わからない！」
「　他の商売をした方がよいのかな？　」

と言った偽らざる本音を酒の席で言う方がドンドン日増しに増えている。取り巻く業界環境と今後の見通しを考えてみると、まさにその通りだと感じるのは私だけではないと思う。ただきつい言い方ではあるがホール経営陣がスタッフの前でそれを言ったらお終いよ！と感じる。まじめで優秀なスタッフが逃げてしまう可能性が出てくるからだ。

　この間、飲みに行った方々は久しぶりに一緒に飲みに行って良かったと感じた方々であった。一切弱音は言わない。まさにイケイケ親父と言っていいであろう。店舗数は4店舗で関西方面のホール法人の経営陣で繁盛店の部類。言っていることや方針はいたって単純明快。

・攻めは人気機種候補の新台入替は地域最速。台数は商圏内で一番。
・守りは徹底的な経費削減
・経営陣が店舗の責任者を兼務する

　今時の経営方法ではないのであるが、店長が不在の法人で社長・専務で毎日ホール現場を管理して営業を考えているのだ。新台も2人で決めている。昔は店長制度にしていたのだが、意思決定のスピード感を高める為と経費削減の為に３年前に方針を変更したとのこと。その二人の言うことは・・・。

「　俺たちよりパチンコ・スロットしている奴は周りにいないし、それに加えて経営を知っているから、今の時代はこれでいい！」

　現場上がりの経営者の自信の一言であった。

俺たち生き残る為なら、自分の時間は削るという姿勢。私ももちろん説教されたのであるが、口答えできない関係になってしまったようだ（昔から変わらない関係性ではあるが・・・）

君も大変だろうけど、頑張りなさいと最後に一言。

勉強になりました。

2人は優良店視察の為に埼玉大宮方面に。私はなじみのスナックへ。

今日の酒とつまみ　
※なじみのリーズナブルなスナックでの芋焼酎とおつまみ

（酒を飲みながら考えたこと！）

　あの二人は毎日飲んでたのに変わったな。
　俺も酒飲んでる場合じゃねえな。つまらない落ちでした。ごめんなさい。

※来週の散歩予定　～　ホール店長インタビュー　今後生き残りそうな４円設置のパチンコ台は？　　～