今面白い出目
5号機でARTができて、ATが……という流れの中でリールの出目に対する楽しさが薄れた、という空気はたしかに、ありますよね。
慶次が面白いです、唐突ではございますが。
押し順ナビに従うだけで展開していくゲーム性は、つまるところ自力感の薄い出来レースっぽさが出たら冷めるもんなのですが、慶次は上手い。だが、それがいいという決め台詞(通称:ダガソ。この略語は過去、流行らせようと試みて心を折られた闇歴史アリ)を使いたくなるくらい、この押し順ナビを上手く活かせています。
ちなみに、87ゲームを起点としたゲーム数周期の抽選における前兆演出はそれだけで孫子の代まで打ち込みたいと思える要素ではないものの、僕はあの塩梅のメリハリも好きです。
話を押し順ナビに戻すと、ART中はリプレイ3連で自軍の士気が低下、それ以外のベルやらレア役やらで敵軍にダメージを与えるというシンプルなシステムなのですが、ここに押し順の通りに押すとリプレイとの判別がつきにくいMBの存在が加わることでARTが面白くなっております。
MB、すなわち敵軍にダメージを与えるチャンスということで、決まっているのは押し順だけ、スベるコマ数ではピンチにもチャンスにもなる絶妙なゲーム性なのです。
ベルかリプレイか、という二択の見極めにおいては1確目や2確目が降臨しやすい(リプレイがテンパイしない出目)という、視激的な要素も多分に含まれております。
どうです?
じわじわと面白い香りがしてきませんか?
演出も派手で気持ち良いし、ART1回の継続でここまでハラハラできる台は最近ないんじゃないかなぁ……。
少し前の台でいうと「ゴッドイーター」の前兆ナビの面白さも秀逸でした(フェイクかどうかで前兆ゲームを4G区切りにしたシナリオがあり、ナビされる押し順が変わってくる)が、現存では慶次のART中が楽しいなぁ、と思う次第であります。
ただ一点。
ぜんっぜん、勝てません。
たびたび、スルスル投資しておりますが、
楽しく、面白いのですが、
ネットでは万枚出た画像とか見かけるのですが
僕はぜんっぜん、勝てません。
なので慶次の面白さを広めて、打ってみた誰かが僕の仇をとってくれないかと思って書いた、今回のブログでした。
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