これからのパチンコ店の販売促進を考える ~第四弾 更なるクリーンナップイメージを求めた販促にむけて~

こんにちは、久しぶりにパチンコを打って参りましたが、お隣さんが非喫煙者の方ですと分煙ボードがあっても喫煙するのに抵抗があるため、最初から遊技するときはタバコを吸わないスタイルになりつつあるピーマップス広告営業部の川添です。

 

前回、東京シティ競馬のお話と地域密着販促のお話をさせて頂き、今回は、地域密着販促について、私が実施してきたことなどを踏まえお話していきます。

また、今後禁煙化に向けてのお話も少しずつですがお話し出来ればと思います。

 

※図表1

まず上の図表1では「遊技意向のある休止者と未経験者が来店しなかった理由」のグラフを用意いたしました。前回のコラムの題材にもあげました「公営ギャンブル」ですが、図表1では「公営ギャンブル(競馬・競輪・競艇)の方が楽しかったから」の項目ポイントは3.4と割合的に高くないことから、パチンコファンの流出の大きな理由とはならなそうです。

 

図表1で最も高かった項目として「勝てる気がしなかったから」と4番目の「消費者(遊技者)への還元が悪いと思った」に注目してみると、機械代の高騰や広告規制が厳しくなっている現状を考えると、効果的な還元も難しくなりつつあり闇雲な出玉還元系イベントなどは、現状ハイリスクローリターンになりがちだと考えます。 他項目として「パチンコの環境」「遊びたい台がない」「社会的に良いと思わない」のポイントはそこまで高くはありませんが、未経験者や休止者の持っているパチンコ店への悪い印象や固定観念を覆す情報の伝達が上手く出来れば、パチンコ店に来店・再来店するキッカケを作り、集客・増客へと繋がります。来店の可能性がある層へ向けての確実な販促こそ、地域密着性プロモーションの持つ効果ですし、重要な役割となります。

 

地域密着プロモーションのクーポンマガジンを例にした場合、一般的な広告代理店で実施しようとした場合に、協賛店舗交渉・デザインと案件に対して携わる人間が増えてしまうため人件費が嵩んで価格面に対して費用対効果が薄まってしまいます。

クーポンマガジンを発行すれば継続的に行っていかないとならず、既存協賛店舗に対するメンテナンスもおろそかになりがちです。そうなればホール様と協賛店舗を結ぶ架け橋どころか、不満を与えてしまってるケースも多く見受けられることもあります。 結果として協賛店舗に情報物を設置するどころか悪い印象や噂が広まってしまっては本末転倒です。

私自身もクーポンマガジンの協賛店舗交渉を今まで約500店舗ほどしてきて、今でも継続してるエリアにおいては個人的に飲食し顔を出しながら対人関係の構築することを常に意識しております。

ホール様の費用対効果を高めるためにはランニングコストを抑えることも重要ですし、継続していくことで一人でも多くの方に情報伝達出来ることを第一と考えるため、弊社では案件に携わる人数を最小限で実施しています。そのためホール様には従来よりも大幅なコスト削減を実現しながらも、協賛店舗の重要性を理解して発行後のメンテナンスも重要視していることが弊社の利点といえます。

 

広告規制が叫ばれてる昨今、ヘビーユーザーに対するマイクロインフルエンサーによる販促が多く見受けられ、集客のカンフル剤として有効性が高いこともあり特日アピールさせるためには利に叶っております。 2018年2月に施行されたパチンコ規制において、今後は益々射幸性の低いパチンコに移行することでヘビーユーザーやミドルユーザーの方にはパチンコの魅力を感じなくなる人もいるかもしれませんが、遊技機自体の演出やゲーム性はより向上していくことを踏まえ、休止者・未経験者の方においては、その射幸性の低い(遊びやすい)パチンコが常識になるため過去の固定観念が無い層へ向けての販促を小さなことからコツコツと行っていく事がより重要な時期になります。

 

地域貢献活動、社会貢献活動などをはじめ、さまざまな取り組みを一生懸命されてるホール様も多く、遊技空間や設備なども昔に比べたら格段に綺麗になっております。1円パチンコや5円パチスロなど遊びやすいコーナーも多くなり、パチンコに対して余暇を楽しむための「気軽な娯楽」ということをより多くの方に知って頂き来店に繋げる為のきっかけとしても、地域の協賛店舗と相互助力しながら情報発信をするのもいいのではないでしょうか。

※ 当サイトで使用しているホールや機械の画像はすべて許可を取り撮影し、掲載しております。

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