違和感演出

 古いところだと4号機のハナビ、新しいところだとタロットエンペラーや新しいニューパル。リール始動までの間延びだったり、遅れだったり、リールのバウンドストップだったり、違和感演出を搭載したマシンはこれまでに数多くリリースされてきました。

 違和感演出はどちらかと言わずとも控えめ。トーク番組における鈴虫君のような存在と言えるわけですが、違和感というだけのことはあって、ややもするとそれと気づかぬこともあります。だからこそいい、だがそれがいいとする向きが多いのは、やはり我々が謙虚を美徳とする日本人だからでしょう。ちなみに鈴虫君とはパチスロ必勝ガイドの中堅ライター、トーク番組であれ、実戦番組であれ、ほとんど喋らないことからギャラ泥棒と呼ばれているクソ野郎です。

 謙虚さ、つつましさ、奥ゆかしさ、思慮深さといったところはカレーライスやハンバーグと同様、日本人が大好きなものですが、国が違えば考え方も違うようで、逆に欧米ではストレートにものを言えぬ自信のなさの表れと見做されることもあるようです。このあたりは国民性の違いなのでしょうが、言いたいことを全部言うトランプ大統領と、言いたいことをほとんど言わない安倍首相を見ていると、なんとなくそんな気がしてきます。

 では、この違和感演出はどうか。目を凝らさずとも分かる点に鑑みて、違和感とするにはやや主張しすぎているような気がしないでもありませんし、むしろ変だとか、滑稽だとか思う方も多いが、個人的な話をさせていただくと私の夢はアメリカ人になること。主張することこそが素晴らしいとされる国民性故、この手の違和感は嫌いではありませんというか、むしろ大好物です。

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