いい歳して…
肩や膝に慢性的な痛みを抱えている。どこかの動画でそう言ったら差し入れでグルコサミンや皇潤を頂くことが多くなりました。雑誌の連載でションギレが悪いと書いたら差し入れでハルンケアを頂きました。本当はアテントが欲しかったのですが、ハルンケアを頂きました。
年が明ければ私も49歳。やはりどうしたって自然の摂理には抗えません。吉川晃司が恋を止められないように、私も自らの老いを止めることはできません。ただ、気持ちだけはいつまでも若いままでいたい、どれだけ歳を重ねてもガラスの十代でいたいと思っていますので、ファッションひとつとっても、若い人が好むブランドの服を着ますし、卍が流行っていると訊けばラインやメールのやりとり、はたまたツイッターなどでもマジ卍と書きます。若作りは罪作りだとどこかの心ないバカが言っていましたが、この若作り、少なくとも表に出る仕事をしている内は止めるつもりはありません。薄毛だけに毛頭ありません。
基本、私はハートが強いので他人に何を言われてもなんとも思いません。というか、他人に興味がないので何か言われたとしても気付かないことのほうが多いです。かくあるが故に、人様が言う「いい歳して…」はまったく意に介しません。だから、例えいい歳して…に続く言葉が独身だろうが、実家暮らしだろうが、若い女と不倫だろうがまったく響きません。言うだけ無駄というか、それを言ったところで不毛です。薄毛だけに。
先日、友人との待ち合わせまでかなり時間があったので地元のホールを覗いてみました。夕方からの短時間勝負ということもあり天井に近い台を探して暫く店内を徘徊。30分くらい歩いてようやく番長に打てそうな台を見つけたので打ち始めようと1万円札をサンドに入れたその刹那、どこからかこんな声が聞こえてきたのです。
「いい歳してハイエナかよ…」
ハートは強いほうです。なにを言われてもビクともしない鉄のハートを持っているのですが、これを言われたときは少し傷付きました。そしてこの傷は皇潤でもハルンケアでも癒されることはありませんでした。
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