USB
ひと昔前ならホールに攻略誌を持ち込んで解析数値を見ながら打つのが一般的でしたが、今どきそんなことやっている打ち手は旧石器時代生まれの原始人くらいしかいません。インターネットが普及したいま一歩踏み込んだゲーム性や演出の詳細、設定推測要素といったところは全部スマホで調べます。
そのあたりをよく分かっているホールは台間にUSBの差込口があります。これがあると電池の残量を気にすることなく遊戯できるので小役カウントアプリも使えます。詳しいゲーム性を知りたいと思ったときに機種解説動画を観ることもできます。それとまだ実際に試したことはないのですが、携帯用の小さい電マ、俗に言う小電マ町の充電もできるかも知れません。つまり、USBの差込口があれば重宝すること請け合い、充電ついでにちょいとひと擦りなんてこともできるのです。
USBケーブルを経由して個人情報が流出するなどという嘘か誠か分からぬ話も耳にしますので人は一切信じない、信じられるのは金だけだという利根川みたいな打ち手はホールで充電しないと思いますが、これは恐らくマイノリティ。ほとんどの打ち手はUSBの差込口があればラッキーと思いますし、2千円以内の負けであればもう一回くらい来てもいいかなくらいの気持ちにはなります。
事ほど左様にUSBの差込口と遊技は切っても切り離せぬ関係、要は噂の刑事トミーとマツみたいな関係なのですが、実際、差込口があるホールはまだ全体の50%にも満たないとの印象を受けます。無論、ある、ないでホールを選ぶようなことはありませんが、どちらも同じような出玉状況、設定状況だったらどうか。旧石器時代の原始人以外はあるほうを選択するはずです。
ちなみに、私の場合は老舗の負け屋と言われるだけあって基本どこで打っても出ませんから仕事はともかく、プライベートでの実戦中はツムツムをやったり、東京熱を観たり、ブスな愛人とラインをしたりとスマホを触っている時間もそれなりに長くなります。なので、いくら出玉状況や設定状況が良かろうとUSBの差込口がないホールには絶対に行きません。多分。
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