ぱちんこライトユーザーを大切にする!
あるホール様が店舗で調査をしたところ、お客様の約50%は打つ台を決めずに来店するとの結果がでたそうです。そして、注目したいところが、打っている台のスペックに対する理解度についてです。何と!約83%以上の方がそれをよく分からず遊技しているというのです。
この83%という数字、きっと年齢別にすると、中高年層は極端な話100%近くが理解していないと出るのではないでしょうか。
若いヘビーユーザーの方々は、機種の性能をネットで調べたり、情報交換をし、勉強なさっているのだと思いますが、高齢層やライトユーザーは、何がなんだかわからない機種を打つのは不安!という気持ちを持ちつつ遊技しているのだと思います。
最近は小当りRUSH搭載機種や、1種2種混合機など、難しい(?)機種が多く販売される傾向にあるので特にそうなのではないでしょうか。なので中高齢者(特に数字に弱い女性)が、単純で安心ができる海シリーズを好むのも当然です。
機種のゲーム性は「打っていればわかる!」と多くのホール様はお考えだと思います。けれども大当りまで行き着かず、何がアツいのか?何がどうなればオイシイ思いができるのか?そういったことを分からずお金を投資することは、ユーザーにとってとても不安なことなのです。
メーカー様は人気アニメやタレントとのタイアップ機を開発し、ヘビーユーザー以外の客層の取り込みを試みてきているように思います。しかし、ホール様の現場では、どうでしょうか?メーカー様のチャレンジを、残念ながら客層を広げるチャンスとして使いこなせていないようです。
だからこそ、全てのお客様が安心して全ての機種にチャンレジできるよう、ホール様が一工夫する必要があると思うのです。
この12月に「P ぱちんこAKBワン・ツー・スリー!!フェスティバル」が発売されます。ご存知の通り、こちらは根強いファンがいる最強コンテンツです。今作もきっと(ぱちんこのヘビーユーザーではない)AKBの熱狂的なファンは触ってみたいと思う筈です。年末年始のタイミング、ぱちんこのライトユーザーがホールに足を踏み入れてくれる絶好のチャンスとなるのです。
このタイミングで、ライトユーザーや高齢者に向け、彼らが不安なく遊技ができるよう準備をしてみてはいかがでしょうか?
例えば、
どちらのホール様も、台の脇に簡単な遊技説明はあるものですが、それが通り一辺倒であまり親切とは言えないものです。また、それらは台に座ってみて、初めて目にできるものであり、「どの台に座ろうか・・・」とホール内を物色している時には参考になりません。
まずはホール内の配置図に、リスクやリターン(射幸度)の高さやゲームの難易度をしっかりと表示してみてはいかがでしょう?そして、「どうやって遊技をするか」の各台の機種説明も親切丁寧に独自で(メーカー様の資料をただ引き伸ばして貼るだけでなく)作成してみてはいかがでしょうか。誰でも持っていけるように、店内外に置いておくのも良いかもしれません。
こういう小さな取り組みも長い目で見ると、遊技人口を増やす一手になりうるかもしれません。
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