「新しいパチンコを考える学生アイデアコンテスト」を考える

ダイナムさんが去年はじめた「ダイナム杯パチンコGP2019」ですが、今年もまた開催されたようですね。ニュースサイトなどでかなり話題になっていたのでご存じの方も多いかもしれません。こちらの催しは学生さんに「新しいパチンコ機のアイデアを考えてプレゼンしてもらおう」というものです。

メーカーの開発さんがプロの視点で考えられている新台のアイデアやネタ。それらを「(ほとんど)パチンコに触れたことがない学生さんに考えてもらう」というのはとてもおもしろい試みだと思います。実際(それが実現可能かどうかは別として)出されたアイデアは固定観念に囚われない、斬新なものばかりのようです。

 

因みに、去年優勝したアイデア作品は「CR一人で遊園地」というものでした。VRのヘッドマウントディスプレイを装着して遊ぶ体感型アトラクションパチンコ(!)だったとの事。私は何かの記事で読んだのですが、あまりパチンコをしない人が自由にアイデアを出すとこういう楽しそうなものができるんだ~! と驚いたのを覚えています。

 

そして!気になる今年の優勝作品は「CHANCER HANTER」というアイデアだった模様です。全面タッチパネルの液晶を利用して360度どの角度からでも演出を楽しめるという、なかなかに現実的な台です(機械代は相当お高くなるでしょうが・・・)。アイデアを思いついた理由というのがまた素晴らしく、曰く「遊技中にみんなスマホを見ているのは従来の液晶演出にプレイヤーが飽きてしまっているから」との事。発想の動機がしっかりしていて、とても良いと思いました。

 

メーカーさんと話をする機会がたまにありますが、最近はぱちんこを打ったことがない人が機種開発に携わるケースも増えているそうです。単純に遊技人口が減ってきているので、相対的にそういうことになるのかもしれませんが、「ぱちんこパチスロを打ったことがない人に、固定観念に囚われず、新しいアイデアを出してもらおう」という意図もあるのではないでしょうか。パチンコ機の開発はそもそもその立脚点が難しいこともありますが、内規や法律との戦いでもあります。ガチガチの規制の中でどう面白いものを作るか非常に難しい所ではあると思うのですが、若い才能の発掘と同時に業界のイメージアップ、さらに企業としてのブランディングを同時に行うこういった企画はまさしく一石三鳥だと思います。

 

是非毎年続けて頂きたいですし、素晴らしいアイデアを出してくださった学生さんもまた、将来この業界で活躍してもらいたいなぁと切に思います!

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