「知名度」と「認知度」、そして「好感度」を考える

ZOZOの前澤社長が「100万円を100人にプレゼントする」というTwitter企画をし、話題になりました。今までツィッターで話題となってきた同氏ですが、今回は特にインパクトがあったようで賛否両論が巻き起こり、これが更なる話題となり、500万件以上の応募、リツイート数は世界最高記録を更新したようです。凄いことではありますが。。。札束で頬を引っ叩かれるようで、私はそれに便乗しようとは思いませんでしたが。。。。

 

前澤氏の企画に対する好悪の議論は置いておくとして、ここで考えたいことは、前澤社長は間違いなくZOZOの「知名度」を上げることに大成功しているというところです。「知名度」を増やすことは企業にとってはとても大切なことです。「知名度」とは名前が知られている事であり、無名の商品と知名度の高いそれでは、「知名度」の高い方が安心感があり、売れる傾向にあるからです。それは広告でも、求人でも同じこと。知名度の高い会社というのは無名の会社と同条件の場合には勝ることが多いのです。

 

私はというと、ZOZOという会社名は知っていますが「お洋服が買えるサイト」程度の知識に留まり、どのような商品を取り扱っているのかなどの詳細までは理解していません。若い世代を対象としているようですので当然かも知れませんが。けれどこの先いくらZOZOが有名になっても、私はこのサイトは利用しないでしょう。それは私がZOZOに対してさしたる「認識」も「好感」も持っていないからなのです。

このように「知名度」というのは、単純に名前を知られているかどうかという事なのです。「知名度」はあっても、それが顧客獲得に繋がらないという商品やサービスもあり、その場合、「名前は知っているけど、何をしているか知らない。」「どんな効果があるのか知らない。」「自分には関係ない。」と思われているという事です。

 

テレビなどで大手ぱちんこホール法人様やメーカー様のコマーシャルをよく観ます。ただし、規制などもあり、「ぱちんこ」や「遊技」などの言葉は入れられないのでしょう。ですので、「知名度」のみを上げるためだけに留まってしまっているように思われます。世間的には、企業名などを見聞きした人は多くいても、それが何をしている会社なのか、ぱちんこ関連であることまでは「認知」されていないのではないでしょうか。残念なことです。

「認知度」も去ることながら、その先にある「好感度」も又重視したいところですね。ぱちんこ業界は遊技人口が減少している状況の中、この業界を「認知」していただき「好感」していただき、一人でも多くの人にぱちんこに参加していただきたいのですから。

「認知度」とは会社や商品・サービスを認識(理解)されているかどうかということです。そして、「好感度」会社の商品・サービス、あるいはその会社の活動そのものに、どの程度好感を持っているかというものです。

「嫌悪感」を抱かれがちな我が業界です。「好感度」が上がれば、必然的に「嫌悪感」は減っていくはずです。そして、それが、今後ぱちんこホール様に足を踏み入れてくださる未来のユーザーを少しでも増やす可能性を高めるのです。

 

これをお読みのホール様はいかがでしょうか?

新台入替などの折り込みチラシ等、新台機種にスポットをあて、導入予定であることばかりを宣伝していませんでしょうか?

店名や場所のみを示した路上宣伝に留まっていませんか?

どうしても「知名度」や「認知度」偏重になってしまうかも知れませんが、自店の「好感度」を上げることもあわせて検討してくことが、顧客誘導する上で今後必要なことであると思います。

 

「好感度」は、広告などによって一朝一夕で向上するものでは勿論ありません。適切なコミュニケーション活動に加え、常日頃の地道な社員教育や、社会貢献への取組みをし、それを周知することが好感度向上に結びつくのです。

 

例えば、お店周辺の朝のゴミ拾いをしているとか。冬のこの時期であれば、雪が積もった際近所の雪かきをするとか。被災地への募金活動などもそうです。社員旅行などの楽しい取り組もそうでしょう。

自店のポリシーや福利厚生、日頃取り組んでいらっしゃる社会貢献等、普段のチラシなどに少し入れてみても良いかもしれません。若しくは、お手洗いや休憩室等で展示することもアリでしょう。

我が業界も「知名度」や「認知度」から「好感度」を上げる取り組みが、これからは必要なのではないでしょうか。

※ 当サイトで使用しているホールや機械の画像はすべて許可を取り撮影し、掲載しております。