お正月につくづく感じたこと

お正月気分も落ち着き、そろそろ平常モードになってきました。今回は、年末年始の営業について私が感じたことを触れたいと思います。

 

新規店舗の出店や大型リニューアルなどは常々三大繁忙期前(年末・GW・お盆)に実施することが業界では当たり前となっていましたが、この年末年始は数が非常に少なかったように見受けられます。

盛り上がりに欠け、とても残念なことですが、仕方がないことでしょう。広告宣伝規制の問題や、延期になったとは言え高射幸機の撤去に関わる6号機の供給不足問題などがあり、動くに動きづらい時期であったのですから。

一方喜ばしい話もあります。今年の年末年始営業についてとあるデータでは、昨年とパチンコ・スロット共にアウト、売上、粗利がほぼ横ばいであったとのことなのです。まぁ、昨年は一昨年2017年年末年始営業と比べると大きくダウンした訳ですから、喜悦の声を上げる程ではないのですが、それでも右下がりの状況に底をうったと言えるのかもしれません。

2019年は少しでも右肩上がりになると良いのですが。。。。

 

繁忙期のユーザー数が下げ止まったと考えるならば、この限られた数のユーザーの奪い合いが今後ホール様の間では益々激しくなることでしょう。イベント頼りや機種依存の今までの営業からは打破し、サービス業本来の独自の魅力によって他店との差別化を図ることが求められるということではないでしょうか。そのサービス業としての差別化として一番にあげられることは、やはりスタッフ力であると思います。

 

正月にとあるホール様に遊びに行った時の話です。玉が出ず呼び出しボタンを押したところ、スタッフさんは何も言わずに遊技している私の横で、幕板をヒョイッとめくり、ジャバラを振ってトラブル解消し、シレッと去っていきました。頭を下げることもなくです。その上!トラブル解消する際、彼の股間が遊技をしている私の腕に触れ、嫌だなーとかなり不快になったのでした。

 

記憶に残る感動的な接客をパチンコ店様に求めているお客様は正直少ないと思います。けれども不快な接客には皆嫌悪感を抱くのが当たり前なのです。是非、プラスの接客をする以前に、当たり前のことを当たり前にすること、すなわち、マイナス感情を作らないスタッフ教育を先ずは心掛けるべきなのだなーとつくづく思ったのでした。

接客レベル(トラブル応対も含む)の向上は今後間違いなく業界では無くてはならないサービスの一部になると思います。お客様が安心して遊技を楽しめることを当たり前とした、接客を今年は更に意識していただきたいと思います。

又、私の様な女性客の感性を分かってくれる女性店長さんも多くなって欲しいところです。女性客が何をされたら不快に思うのかを、当然分かってくれている女性の意見をどんどんサービスに反映させていただきたいですね。

 

 

※ 当サイトで使用しているホールや機械の画像はすべて許可を取り撮影し、掲載しております。

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