Pぱちんこ必殺仕事人 総出陣 を考える

来年2月3日納期で必殺仕事人の設定付き甘が登場するそうです。以前のブログでも「もっと心意気のある、設定付きぱちんこをメーカーさんに出してもらえないものでしょうかね。ホール様側が一列入れたいと思えるような。」などとつぶやきましたが、やっと本格的にホール様が多台数導入できる本命の設定付きぱちんこが登場した!という感覚です。

 

本機は昨年発売された必殺仕事人Vの甘デジ版ではありますが、ここのところ設定付きぱちんこに多く見られた、焼きまわし的な二番煎じ感は全くありません。枠の提灯部分までもが派手な金色の飾りにバージョンアップされ、派手さは倍増です。造り手の情熱ややる気を感じる機種です。必殺仕事人シリーズでは実に8年ぶりの甘デジ。私自身も当りが遠い印象があるミドルでは、どうしても気楽に打てないという感覚があるので、甘が出てきてくれるのは大歓迎です!

必殺甘は祭バージョンも竜バージョンも長期運用ができた実績があります。第一の理由としては、特に年配層からの認知度が高くウケが良いという点、そして私のように気楽に打てる=小予算で遊べるという印象からではないでしょうか。

スペックは小当RUSH付きの確変ループタイプですが、注目したい点は、設定①でもTSが1/99.9である気安さと、小当RUSHに一旦突入すれば、差玉が生み出せるという期待感があるところ。更に言えば小当RUSHに突入した場合の期待個数は、TSAが重い設定①の方が出玉を多く稼げるというところです。つまり、高設定では初当りが近く、勝ちやすい印象があり、低設定ではいったん特化モードに入れば出玉を稼げるという期待が打ち手はもてるのです。設定ごとに期待の幅が広がる仕様は、「低設定=勝てない」という印象を和らげるとともに、設定示唆などに疎い私達中高年層には、どちらであってもメリットがあり、安心して打てる要因になると思います。

演出の良さは親機で確証済みな上、新たな演出も追加されているのですから、この機種が鉄板であることは疑いようがありません。

 

さて、話題性、実績、そして期待値がある本機をホール様はいったどのように導入なさるのでしょうか。気になるところです。

ここで客目線からの感覚でお話すると、ホール様が2台や3台という少数導入をなさると、到底その機種をホール様側が大切に使う=客をつけるために出すとは思えないものなのです。少台数設置は高設定を入れてしまえば粗利回収ができないと当然ホール様は考え、少台数では高設定の期待ができないと客側は感じてしまうものなのです。ですので、できればお客様が勝機を見いだせる環境を(コーナー運用など)、今回はホール様に作っていただきたいものです。客としては、同じ機種であっても数ある中から、どの台で打つかを選べることは、遊技をする楽しみの1つでもあるのです。

今回のP必殺仕事人は、数を入れることにより設定をうまく活用すれば、集客に繋げられる機種であると私は思います。

 

8月から設定付きぱちんこが導入されましたが、正直今のところどれも不発です。今回の必殺甘で、設定付きぱちんこに付いた「だらだらして玉が出ない」「勝てる気がしない」イメージを払拭できればいいですね。

 

最後になりますが、本機を導入の際は、この機械の特徴である低設定、高設定のそれぞれのメリットを謳って、お客様に安心感を与えられると良いと思います!

※ 当サイトで使用しているホールや機械の画像はすべて許可を取り撮影し、掲載しております。

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