女性の話を聞くには

いよいよ12月に入り、街中では忘年会のお席をちらほら目にするようになりました。ホール様も、職場の仲間で忘年会をなさるのではないでしょうか。

 

よく飲みのお席で出る「無礼講」という言葉。勿論これを真に受け、上司や部下に対し常識以上の言動は控えなければなりません。ただし、「無礼講」の本来の意味である「平常の社会階梯を一時無視し、参加者の欲求不満を解消する」、働く人達の愚痴や不満に耳を傾け、少しの息抜きやガス抜きなどができるのであれば、こうした飲み会も意味があるものです。

 

お酒のお席は女性の参加も多いと思います。今回は、男性の皆様へ頭の片隅に入れておいていただきたいなーという女性の習性についてです。

 

女性はよく、愚痴をこぼします。特にお酒の席では。それは言ってスッキリするという目的が主で、別にその愚痴に対する解決法を望んでいるわけでないことが殆どなのです。一方、男性はというと、すぐに解決策を見出そうとする傾向にあると思います。一旦女性が、何気なく悩みや不満を口にすると、男性は、結論を急ぎ、それに対処すべきアドバイスをするということがままあるのです。

 

女性の「ただ話を聞いてほしい」という感情は、男性には理解しがたいもののようです。 「話には必ず結論があり、その結論に関して自分が何かしらコメントしなければいけない」と感じるのでしょう。ですから、女性の「結論があるわけではなく、ただ聞いてもらいたいだけの話」を聞いていると、「一向に結論が見えてこない。」と困惑してしまうのでしょう、「だから?」「要するに??」と、話を遮ってしまうことがあるのです。

女性の会話の目的は、「情報伝達」ではなく「共感」なのです。ですから、女性の話、特にお酒のお席では「うんうん」「そうなんだ」などと共感の相槌をうちながら聞くことが寛容なのです。「あなたの話をちゃんと聞いてるよ。」という姿勢を見せることが最も大切なのです。

 

私が運営をしているPBSホームページ内でのエッセイで株式会社kaika代表取締役の三浦真理子氏が、この「男性が女性の話を聞くこと」についてこのように述べられています。「働く女性の7割、専業主婦の9.5割が、パートナーの最大の欠点は話を聞いてくれない事だと考えている」「会話の75%は男性が遮断している」そうで「男性にとっては少々面倒くさいかもしれませんが、職場でもプライベートでも、身近な女性で共感し話を聞くことを実践してみてください。」

 

「だから?」

「結論は何?」

などと職場や家庭内で言われ、話を遮られる女性が実に多いということです。

仕事中では、結論の出ない話しに付き合うのは不毛で無駄な時間となるかもしれません。けれども、たまに一年に一回の「無礼講」のお席くらいは、こういう話に付き合ってあげても良いのかもしれません。女性スタッフさんも、たまに言いたいことを吐き出せば、気持ちもリフレッシュするでしょうし、この人は私の話をちゃんと聞いてくれたという、信頼関係が生まれることは確かです。むしろ問題を解決してあげる以上に大きな収穫になるかもしれません。

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