ぱちんこ店は実は有難い存在なのです！

先日友人と街中を車で走っていたときの話です。
彼女が急にお手洗いに行きたいと言い出しました。最近街中のコンビニはお手洗いを貸してくれないところも多く、どこか駐車場のあるファミレスを探して入ろうかと言う流れの中で、私はふっと目の前にあるぱちんこ店様を指差しました。ここでお手洗いを借りたら？と。

ぱちんこ未経験の彼女、最初は「えーパチンコ屋でお手洗い！！？？」と全く気が進まない様子でした。やはりぱちんこをしない人にとって、ぱちんこ店に足を運ぶことは憚りがあるようです。でも、急を要する緊急時、四の五の言っている余裕はないということで、車を側道に止め、不安げにぱちんこ店様に向かう彼女でありました。
車中で待つこと数分、用を足して戻って来た彼女の口から「パチンコ屋さんのお手洗いがあんなにキレイだとは知らなかった！」との言葉が。更に「パチンコ屋というと、何だかタバコ臭くて、ギャンブル依存とか、ダークなイメージばかりあって、立ち寄り辛かったけれど、全然店内もキレイだし、タバコも然程気にならなかった！」との感想です。「これから、お手洗いに行きたくなったら、パチンコ屋さんに行こう！キレイだし、ぱちんこ屋さんはどこにでもあるし」わが意を得たりです！

そうです！ぱちんこ店はぱちんこを興じる方々以外にも、お手洗いの救済を求めている方にとっても、とても有難い存在なのです！街中でのお手洗いとなると、喫茶店に飛び込むかコンビニ、若しくは量販店か駅といったところが相場ではないでしょうか。ただ、正直この業界にいるから贔屓目で言うのではありませんが、そんな選択肢の中でもぱちんこ店のお手洗いが一番キレイである可能性が高いことは言い切れます。

ぱちんこをしない方々が、まず最初の一歩、ぱちんことの取っ掛かりとして、このお手洗いは使えるコンテンツではないでしょうか？
「キレイなお手洗いあります！」「どなたでもご自由に！」などドンドン積極的に前面に出してみてはいかがでしょうか？迷わずお手洗いに行けるように、店内図を掲示しても良いかもしれません。

ぱちんこ人口が減少する中、ぱちんこ店を身近に感じていただき、先ずは店内に足を踏み入れる経験をしていただく。これは小さい取組みではありますが、こうした小さな積み重ねが、これからの業界には必要なのかもしれません。トイレが開かれたぱちんこ店への入口になってくれるなら、それはそれでとってもお安い御用ではないでしょうか。