大海物語4を打ってみる

先週から大海物語4が一部ホール様に先行で導入がはじまりました。今回の大海の特徴は皆様ご存知の通りで3つ!!1回あたりの出玉の多さ、新ステージのクリスタルステージ、そして新デバイスのビッグバイブです。中でも個人的に注目していたのはビッグバイブです。そうなるとビッグバイブを中心とした演出構成の新ステージ・クリスタルを打つのが一番と、早速クリスタルを選択し遊技してみました。

私がもっとも好きな沖海シリーズの4で新搭載されたハイビスカスモードもとても気に入っているので、クリスタルステージも全く違和感がなく受け入れられるはず・・・と意気揚々と遊技をはじめてみましたが、今回の大海、今まで慣れ親しんできた大海ではないようなイメージなのです。ブラッシュアップされたらしきカメやジュゴンの図柄も、立体的になり過ぎていて違和感があります。又ボタンプッシュによる泡から魚群への格上げ演出も、従来の魚群が出るか否かの一瞬の楽しみを奪っているように思えるのです。しかもそれを外したりもします。シンプルに魚群が出たら純粋に期待ができ、出なかった場合でも当たった時の意外性に喜びを味わえることが醍醐味の大海ですが、もうこうなると震えないと当たりはないと期待ができなくなってしまいました。正直、余計な要素をいれられちゃったなーというのが私の感想です。ということで、今回の大海4は完全に期待外れでした。もっとも3万円入れて大当たりを一回も引けなかったので、その悔しさも酷評の一要因ですが。。。。

ただしこれは、大当たりを引く楽しみを味わえなかった私だけの個人的な感情であったかもしれません。その証拠に、周りの遊技客を見てみると、これが存外にもクリスタルステージを選択し楽しんで打っているようなのです。遊技客全体の4割はクリスタルで遊技し、ビッグバイブの震える演出に興奮し、期待を膨らませている様子を見て正直驚きました。私が感じたよりも、お客様はもっと大らかに今回の大海を受け入れているのかもしれません。


今回は大当たりを引けなかったため、実機の大当りの写真はありません(涙)

海シリーズの2枚看板である沖海と大海。この2機種の歴代の貢献度は、沖縄3(ミドル)が165週に対し、大海3スペシャル(ミドル)が91週、沖縄2(ミドル)の127週に対して大海2(ミドル)が78週と沖縄に軍配があがっています。シンプルでリーチ一発の期待感を高める大海より、賑やかな演出で大当たりを引くまでの段階と期待感を楽しむ沖海のほうが飽きずに遊技できる(=長期稼動貢献する)ことは確かなのかもしれません。しかし今回の大海は出玉がしっかり出るという点で、沖海とは差別化がされています。しかも、前述したように、新たな演出を賑やかさと大当たりまでの期待感として遊技客はしっかりと認識し楽しんでいる様子です。同じ海でも、お客様それぞれで楽しみ方は違うもの。適正台数であれば両者の共存は全く問題なく成り立ち、長期運営が可能であると思いました。この二大巨頭は規制後の来年以降も安定して活躍するのでしょう。

全く大当たりを引けず、少々退屈になりかけた時に、ふと台説でも読んでみるかと手に取ると。近くて小さいものが見え辛くなってきたお年頃の私には全然読めませーん!中高年層が特に多い海などのコーナーでは、台説の文字をもう少し大きくしていただけるような配慮も必要かもしれません。

※ 当サイトで使用しているホールや機械の画像はすべて許可を取り撮影し、掲載しております。

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